2008年11月の記事一覧

「築城の名手藤堂高虎公とゆかりのまち津」〜高虎公入府400年記念講演会編

11月9日(日)に行いました、高虎公入府400年記念講演会の様子をお知らせします。
場所は東京国立博物館・平成館大講堂です。

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まずは賑やかに唐人踊りでスタート。

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ステージで見るのと屋外で見るのとは、また違った雰囲気ですね。
でも「体やわらかくないとできないな」とひしひし思うことは変わりありません。

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「高虎ウォークスタンプラリー」に引き続き、NHK津放送局・萩原真紀キャスターに進行をお願いしました。

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「たくさんの方々にお越しいただいて、心より感謝いたします」と、松田市長。

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作家・火坂雅志さんの基調講演です。

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穏やかに、かつ情熱的に語る火坂さん。

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後半は「藤堂高虎公に学ぶ・・・元気なまちづくり」と題して、
萩原キャスターと松田市長のトークショーを行いました。
高虎公が街道を付け替えたおかげで、伊勢の神宮への旅人が立ち寄り、
津の街が繁栄しました。

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当初、予定にはなかったのですが、急遽火坂さんも参加いただくことになりました。

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ここだけの話も飛びだし、大いに盛り上がりました。
その内容は・・・言いたいけど言えない(笑)。

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そしてトークショー終了です。火坂さん本当にありがとうございました。

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トークショーの後はお楽しみ抽選会。
市内の事業者の方々から、逸品を数多くご提供いただきました。

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参加いただいた方々は、それぞれ番号をふった抽選券をお持ちです。
番号カードを引く松田市長。

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最後の賞品、『虎の城』火坂さん直筆サイン本と、猪の倉温泉ペア宿泊券当選の方は、
壇上で火坂さんから手渡しいただくことになりました。
当選番号を読上げる火坂さん。

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喜びでいっぱいの当選者の方です。
温泉につかって、『虎の城』を堪能し、津を感じていただく。至福のひとときですね。

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盛会のうちに閉幕。
多くの方にご来場いただきました。
皆さん藤堂高虎公、火坂さんの魅力に惹かれ、会場は熱気であふれていました。
火坂先生、祥伝社の南部さん、ご来場いただいた皆様に、スタッフ一同心より感謝いたします。

「築城の名手藤堂高虎公とゆかりのまち津」〜江戸高虎楽座編

あいにくの天気でしたが、会場はみんなの笑顔と熱気につつまれていました。
雰囲気が伝わるかな?

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本当にたくさんの方々にお越しいただきました。

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津のうなぎです。関東では蒸してから焼きますが、津ではそのまま焼く関西風です。
地元では「津」のことを「つぅ」と発音します。「通(つう)」とかけているの?
大行列の末、あっという間の完売でした。
こちらでも様子を伝えています。

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こちらが大将のいとうさんです。
前日は夜遅くまで200匹のうなぎをさばき、うなぎをクーラーボックスに詰め、
夜行高速バスに乗って、東京に来てくれました。
そして早朝からうなぎを焼いています。
そんなハードスケジュールを感じさせない、軽快なトークで絶(舌)好調です!

「うなぎのいとう」店舗ご案内はこちら

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パソコンの画面から、おいしそうな匂いが ・・・(笑)。

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もう一つのめいぶつ、天むす。
津が発祥の和製ファストフードです。名古屋が元祖ではないので、そこんとこよろしく(笑)。

こちらが発祥のお店です。ちなみにこちらからでも買うことができます。

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おいしそうに食べてます(笑)。津で食べるともっとおいしいよ!

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早くも後継者誕生?

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気温が低かったせいもあり、足湯が大人気!
この泉質は日本一です。 独特の肌触りです。
源泉配合特製ボディソープと化粧水のサンプルを配布していました。

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源泉配合の特製ボディソープと化粧水を配布しています。
「高虎ウォークスタンプラリー」と「高虎公入府400年記念講演会」に、
ペア宿泊券をプレゼントとして猪の倉温泉さんよりご提供いただきました。
津へのお越しをお待ちしております。この泉質を堪能してください。

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ビジネスマンもほっと一息。

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この日のために4トントラック2台でお湯を運んでくれました。
正真正銘の源泉です。でもやっぱりこのお湯は、足湯だけではもったいない。
ぜひ、津にお越しを。

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津市に本社がある井村屋製菓さんです。
あずきといえば井村屋ですね。
コンビニで肉まんを買うと、井村屋かそうでないかチェックしてしまう職員2号です。
夏はあずきバー、水ようかん。これからの季節は肉まん、あんまん、おしるこもおいしいですね。

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津市にはもう一つ、みんなが知ってるおやつの会社があります。
ベビースターラーメンのおやつカンパニーさんです。
津市内の工場では、工場見学もできるそうです。

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津市は平成18年1月に10の市町村が集まって合併しました。
伊勢湾の海岸沿いから奈良県境の山地まで、とても大きな市になりました。
だから、海の幸、山の幸が両方堪能できるんですね。
市内の木材を使用した家、家具も高級品として有名です。
こちらは注文家具のお店「ライブオフィス昴」さんのブースです。

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奈良県境に近い美杉(みすぎ)地区。あたたかい人々と豊富な山の幸に恵まれた地域です。
津市は三重県の県庁所在地ですが、こういった心温まる田舎もあります。
その美杉材をを使用した木工製品を製作している「三浦林商」さんのブースです。

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同じく美杉地区から。「よこや製茶」さんのブースです。
大量生産せず、愛情たっぷり手作りのお茶です。

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ガラナキャンディのサンプロポリス・トレーディングさんのブースです。

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平治煎餅本店さんのブースです。
「あこぎ」の語源は津市の阿漕浦海岸が由来です。
昔、病気の母親に食べさせるために、阿漕浦の漁師である平治は、
禁漁区で漁を行いました。
しかし平治は海岸に傘を忘れてしまい・・・(つづきはこちらから)
その傘をかたどったのが平治煎餅です。
節分には限定のお煎餅が発売されます。
どんな煎餅かは節分のお楽しみ(笑)。

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名張の「へこきまんじゅう」さんです。
行列ができています。
名前の由来はさつまいもからできているからです。
あったかくてとてもおいしいです。

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伊勢市の若松屋さんです。こちらも行列ができています。

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かわい〜。

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おもしろ〜い。

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伊勢市観光物産コーナーです。
津市と伊勢市は観光誘致面で連携しており、合同でPRをしています。
伊勢音頭には「伊勢は津でもつ、津は伊勢でもつ、尾張名古屋は城でもつ」
と唄われています。

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高虎公PRコーナーでは甲冑の試着も行われました。
試着していただいたのは有志の方々が作った手作り甲冑です。

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兜を装着して・・・

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ポーズが決まったぁ!

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Samurai!

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11月8日(土)、9日(日)で10万人の方々が、足元の悪い中、ご来場いただきました。
ありがとうございました。心より御礼申し上げます。
しかしながら津の魅力はこれだけでは語りつくせません。
津へのお越しを心よりお待ちしています。

「築城の名手藤堂高虎公とゆかりのまち津」〜高虎ウォークスタンプラリー編

当日の様子を写真とコメントでお送りします。
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NHK津放送局・萩原キャスターの元気な一声からオープニングスタート。

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「こんにちは、三重県の津市からやってきました。」と、松田直久市長。

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津ふるさと元気大使、勅使川原郁恵さんにインタビュー。ウォーキングにはまったきっかけは?

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NHK−BS『街道てくてく旅』がきっかけだそうです。ウォーキングには多くの出会いがあるそうです。

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津市の伝統芸能と「唐人踊り」です。江戸時代から伝わる、「朝鮮通信使」をまねたおどりです。詳しくはこちら

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躍動感にあふれています。

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体が柔らかくないとできないですね。職員2号には無理です(涙)。

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オープニングイベント後、「高虎ウォークスタンプラリー」出発。

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参加者とふれあう「津ふるさと元気大使」勅使川原さん。

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最初のチェックポイントは上野東照宮。徳川家康の遺言により、
家康の魂が末永く鎮まる所を作るために高虎が寛永4(1627)年に自らの敷地内に建てました。

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門をくぐると大名から寄進された銅製の灯ろうが並んでいます。
それぞれ葵のご紋がついていますが、一つだけないものがあり、それが高虎公の寄進した灯ろうです。

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ウォーキング中も津を熱く語る松田市長。

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巫女さんにご説明いただきました。

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ふむふむ・・・なるほど。

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チェックポイントではスタンプをもらいます。
当日使用したスタンプは津市東京事務所で保管しています。
なかなかの力作ですよ!

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上野東照宮の次は第2のチェックポイントへ。
これからは上野動物園内に入ります。

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上野動物園に入場。
それにしても、なぜ藤堂高虎公のゆかりの地が動物園?
その答えはもうすぐ明らかに・・・。

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2つ目のチェックポイントは藤堂高虎公の墓。
なぜ動物園の中にお墓が?
その答えはもうすぐ明らかに・・・(笑)。
まずはスタンプをもらいます。

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休日に大勢の家族が集まる上野動物園。
子どもたちに人気のゾウの向かい側に動物慰霊碑があります。その背後に茂る木々の間に、藤堂家の五輪塔が見え、今もここに高虎公は眠っています。かつてここには藤堂家の下屋敷がありました。寛永寺建立の際、高虎公は自らの屋敷地の一部を寄進しました。
今、お墓のあるところは菩提寺の寒松院(かんしょういん)があったからです。
普段は公開されていません。当日は寒松院さんのご好意により特別に参拝することができました。

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戦国時代を生き抜いた高虎も病に倒れ、寛永7(1630)年10月5日、江戸藩邸で75年の生涯を終えました。共に家康を支えた天海は「毅然として、寒風に立ち向かう松の木」になぞらえ「寒松院」という院号を贈りました。高虎のお墓は入り口から5番目。そのほか2代〜10代の藩主の五輪塔があります。参加者からは「こんな立派な五輪塔は見たことがない」と言う声も。

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3つ目のチェックポイントは閑々亭(かんかんてい)。
晩年の高虎は二代将軍秀忠、三代将軍家光のよき相談役として仕えました。
東照宮に参拝した秀忠・家光を、寒松院の茶室「閑々亭」でもてなしました。
慶応4(1868)年に消失しましたが、明治11(1874)年に再建され現在に至っています。

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スタンプを忘れずに。

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「閑々亭」の名前の由来は家光が「武士も風流をたしなむほど世の中が閑(ひま)になったので閑々亭と名づけるがよかろう」と言ったことによるといわれています。

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最後のチェックポイントは旧寛永寺五重塔。

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寛永寺建立の際、高虎公は自らの屋敷地を進んで寄進しました。
それまでこの地には藤堂家のほかに津軽家、堀家の大名家の屋敷がありました。
寛永寺を建てた甲良宗廣(こうら・むねひろ)は江戸城の建築にも携わっています。ちなみに江戸城の縄張り(設計)は築城の名手、藤堂高虎。現代でいえば高虎が設計者、宗廣は施工者といったところでしょうか。

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第2チェックポイントからは東京シティガイド倶楽部の岡部さんと野田さんにご説明いただきました。
動物園は子どもと行くところというイメージがありましたが、こうして歩いてみると、大人も楽しめることがよくわかりました。
また、これだけゆかりの地がある高虎公の偉大さも改めて感じました。

ご来場ありがとうございました「築城の名手藤堂高虎公とゆかりのまち津」

11月8日(土)、9日(日)に開催しました、藤堂高虎公津入府400年記念事業東京イベント
「築城の名手藤堂高虎公とゆかりのまち津」は好評のうちに終了しました。
当日の熱気を写真なども交えて、改めてこのホームページでもお知らせします。
ご来場ありがとうございました。 スタッフ一同心より感謝いたします。

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