2012年3月の記事一覧

旧年度は今日で終わり、週明けからは新年度です。

20120330_hana  昨年3月の東日本大震災から早いもので1年以上が経ちました。

  震災後の余震も群発していたこともあり、昨年は年度の切り替えや人事異動、退職される諸先輩の方々のこともあまり気にかけずに済んでしまったようですが、震災後1年を過ぎ、大きな余震もなくお陰さまで都内暮らしが落ち着いてできてくると、余裕が出てきたのか、新年度にチャレンジしたい業務や、本日退職辞令を受けられる先輩方に想いを巡らすことができてきました。

  そういえば、あの方とは、そんなあんなで苦労したことがあったか...どうも苦労した事が真っ先に浮かびます、小生の性分でしょうか。でも、退職される諸先輩方、長年ご苦労様でした、また、いろいろとありがとうございました。ご健康には十分気をつけていただき、ますますご活躍されることを祈念いたします。

20120330_tokei  幸いにも昨日は退職される大先輩を囲んで、本市政に絶大なゆかりある方々との会食を都内某所にて持つことができました。当時の思い出話や秘話など、もう時効ですね...といった話題も盛り沢山、時間はあっという間に過ぎていき、美味しい料理をいただきながら楽しいひとときを過ごすことができました。

P.S. 臥龍鳳雛の智と徳を積んでみたいものです。ただ、人それぞれ天から授かった器量がありますので、小生、どう頑張っても難しいかな...と思いつつも、「為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり」の精神で何事もチャレンジです。

  ※ 「臥龍(がりゅう)」とは「諸葛孔明」、「鳳雛(ほうすう)」とは「龐統(ほうとう)」という人物です。

びっくりの朝刊記事「天ならぬ雲が落下?」

20120329_cloud  ありもしない無用の心配をし、取り越し苦労の意味で使う「杞憂」。

  そんな杞憂が現実になっている、天ではなく雲の高さが低くなったことを比喩して、地表上に天が落下しているようにウイットに富んだ報道を今朝のA新聞記事で見ました。記事には、「ニュージーランド・オークランド大のチームが、テラの観測データから雲の高さの平均を計算したところ、2000年から10年間で約1%に相当する30〜40mの低下が判明した。雲が下がると、地球から宇宙空間に対して熱が逃げやすくなる。今回見つかった現象は、地球温暖化の進行に歯止めをかける『負のフィードバック』機構の可能性もある。」との事、大気圏層の高さが低くなってそれこそ天が落ちてきていないことが分かり安堵しましたね。

  引用は、オークランド大のHPに出ている「Cloud changes may lower global temperature」 になるのかとも思いますが、その後の最新の参照項目があればお教えいただくと有り難いです。

 科学的ではありませんが、「地球は生きている」と言われるように、このところの指数的な地球温暖化の進行に満を持したように、地球の浄化作用が働いたのかもしれません、それこそ「神のみぞ知る」の世界でしょうか。

20120329_book  さて、昨日の再掲になりますが、本市の先人顕彰誌(株式会社センターパレス発行)が書店に先週からお目見えしました。まちの活性化事業のひとつとして、郷土の先人達の顕彰に取り組んできたものを、「文教の系譜」と「フロンティア精神」をキーワードとして一冊の本にまとめていますので、本市ゆかりの方はもちろん、たくさんの方々に是非近くにおいていただきたい本です。

 『人材を生み出した風土』〜風格ある県都・津市の創造に向けて〜 定価1,000円

  なお、この本は当事務所でもお求めいただくことができますので、「品定め」と立ち読みがてらに事務所にお立ち寄りいただければと思います。

 

郷土の先人顕彰誌、多少のストックがあります。

20120328_sakura  桜の花も今が見ごろ、満開の夜桜見物も趣があっていいものです。

  昨年はお知りあいの方に案内していただき、北区の飛鳥山の桜見物と洒落込みましたが、そういえば今年はまだそんなお誘いはありません。桜の開花が早まって、今週末までもってくれるといいのですが、そうこうしていると散ってしまいそうなので、お誘いを心待ちにしているのですが…持っているよりまず行動でしょうか、こちらからお声がけをしてみようかと思います。

国立劇場は北風が直接当たらない東向き、皇居に面しているためか、桜のつぼみが大きくなってきたように感じます。吹きっさらしの場所にある桜の木と比べて、ぽかぽか陽気のある陽だまりができるところなんでしょね。この分だと、週末にかけて桜が咲きだしてくるのかもしれません...楽しみですね。

  本市では先週から中国友好都市の鎮江市市民団が来日され、昨日からは団長ほか主要な要人が東京都内に滞在されています。事務所でも昨日からその随行のお手伝いをさせていただいていますが、小生、中国語はまるで駄目(ご挨拶程度といっても数語しかできません。)なこともあり、通訳の方を通さないとうまく会話とコミュニケーションが取れず、無学のなさに情けなく...今年はここ一番踏ん張って、中国語ですかね。でも、誠心誠意、「おもてなし」を心に刻んで接すれば、自ずと相手に通じることを期待しながら、笑顔を絶やさないようにしないといけません。

  さて、先週22日、本市の先人顕彰誌が、株式会社センターパレス(市第三セクター)から刊行されました。

  まちの活性化事業のひとつとして、郷土の先人達の顕彰に取り組んできたものを、「文教の系譜」と「フロンティア精神」をキーワードとして一冊の本にまとめています。先人の歩みと生きざまを知ることは、今、この時を生きる私たちになにがしらヒントを与えてくれるものを信じています。

 『人材を生み出した風土』〜風格ある県都・津市の創造に向けて〜 定価1,000円

  本市前葉市長の市政信条でもある、「住むことが誇りに思える『風格のある県都・津』の実現に向け、誠心誠意取り組む。」に相通じるものですので、本市ゆかりの方には是非近くにおいていただきたい本です。

  なお、この本は当事務所でもお求めいただくことができますので、「品定め」と立ち読みがてらに事務所にお立ち寄りいただければと思います。

 

 

忠犬ハチ公と上野博士

20120327_hatikou  渋谷駅のシンボル、「忠犬ハチ公」の銅像。

  帰らぬ主人を待ちわびるハチ公、その主人は東京帝国大学教授で日本の農業土木・工学に指導的役割を果たした「上野英三郎」博士です。博士は、明治4年(1871年)本市久居市元町に生まれ、東京帝国大学農科大学農学科を卒業の後、大学院を経て、我が国の近代農業土木学の理論的確率と耕地整理の実践に大きく貢献されました。

  享年53歳、大学での講義の後に学内で倒れ急逝された上野博士の墓碑は東京青山霊園にあり、その竹柵に囲まれた横には「忠犬ハチ公」の碑が建立されています。

  また、本市内にも上野博士の墓碑が法専寺(本市久居元町)に、そして上野博士の筆による篆額(てんがく)文字が刻まれた記念碑が小戸木神社(本市久居市小戸木町)内にありますので、忠犬ハチ公の主人、上野博士が書かれた文字の拓本をとられれば、みなさんのコレクションがまたひとつ追加いただけるのではないでしょうか。

  なお、法専寺や小戸木神社へのアクセスは、本市久居総合支所(TEL:059-225-8812 地域振興課)までお問い合わせください。

 

 

『半ば泥みて、半ば泥まず』の人

20120326_handeisi  書 『波和遊』 (How are you?)

 タイトルは、本市の粋人、川喜田久太夫の号「半泥子」のいわれです。全て半ば泥むがよかろうと、禅の師が命名したといわれていますが、その意味するところ「ざんぐり」という語に近い感覚かもしれませんが、茶道具などにいう 「至極ざんぐりと出来あがつた」と使うように、大まかで風雅な趣のあるさまに似ているようです。

  「ざんぐり」は、「ちょうどいい感じ」「抵抗感を感じない」の意味するように、そのためには「バランスよく整っていること」と「ちょうどいい間(ま)があること」の双方がとても重要な要素であり、自分の間(ま)や分(ぶん)を持つことで自分に磨きがかかり魅力が出てくるのかもしれません。そうしたものをこのタイトル「半ば泥みて、半ば泥まず」は言っているように感じます。また、半泥子は、この号のほかに、無茶法師(むちゃぼうし)や莫加野蘆(ばかやろう)、鳴穂堂(なるほどう)主人など、いかにもユーモアにたけた号も用いています。

  半泥子は、本市内にある千歳山で本格的な登り窯を築き、陶芸づくりを始めます。

  『土を選び、捏ね、轆轤を引いて、そして焼く』という一連の工程を全て自ら行うことで出来上がる陶芸作品、登り窯を自ら築くこともその行程のひとつであり、これが半泥子の作陶姿勢となっている、本市の誇る粋人です。

  半泥子が陶芸を愛しんだ千歳山の邸宅の庭園には、その粋人としての風流心や自由さを示す俳句が刻まれた石が残されていますので、その人となりを感じていただければと思います。

  『秋風や ふくやろくろの まわるまま』 

半泥子の風格に近づきたいですね。

20120323_handeisi  半泥子...陶芸家であり粋人の世界感はどのようにして培われてきたのでしょうか、ひも解こうとするとなんと々々、行き着けません。粋人の器量はやはり常人が理解する域を超えているのでしょうね。

  半泥子が残された書(ことばあそび)に面白そうなものもたくさんあります。そのひとつ二つをあげると、

    『大夢出門』...Time is Money

    『波和遊』 ...How are you?

 「半泥子」こと川喜田久太夫公は、百五銀行の頭取など実業家としての活躍と業績、そして数々の地域経済界の要職を務める傍ら、陶芸家として書や絵画、工芸など幅広い芸術分野に比類なき足跡を残されています。半泥子の芸術世界は、それまでの既成概念を超え、洒落心や遊び心を自由に取り入れた独特のものを持ち、「東の魯山人、西の半泥子」と北大路魯山人に並び称される芸術の権威と地位を築いています。

 小生、昨日から本庁に出張のため帰津していますので、この週末は半泥子の作品を愛で、その世界の趣と遊んできます。何を感じ、何に想いめぐらし、人として粋人の極めた世界観をその作品を通して感じてみたいと思っています。

  半泥子の作品は、 石水博物館 (津市大字垂水3032-187) で。

  HPアドレスは、 http://www.sekisui-museum.or.jp/ です。

 

 

0171 春の美杉へ!

20120322_sinrin  ”0171” 少し前の事務所日記でしたが、数字の語呂合わせです。

  みなさん、思い出されましたか?

 「おいない」と読み、「どうぞお越しください。」の意味でした。

  都会のビル群や喧騒を離れて、自然の中に自分の時間を楽しむ...船旅もそうですが、ゆっくりと流れる自分のための時間を得るのは、とても贅沢な他の何ものにも換えれないものです。この季節、まだ山桜の開花には少し早いですが、それでも日中の暖かな陽光を浴び、森林セラピーの森の癒しを存分に味わえる場所、時間がゆっくりと流れる「美杉」にお越しください。

  美杉森林セラピー基地やロードコースは、 http://www.fo-society.jp/quarter/chubu/tu.html で確認いただけます。

  なお、名松線の本格復旧が完了するまでは、美杉の玄関口「伊勢八知駅」への直通の電車が現在利用できません。でも、美杉に入る手前「家城駅」までを名松線、そこからバスに乗り「美杉」までのスローな旅もまた一興、道すがら菜の花畑を脳裏に焼き付けることのできる想い出深い行程になること間違いなしです。

20120308_mitake  また、「美杉」には森林セラピーのコースが全部で8個所設定されていますが、山桜の名勝「三多気の桜」で有名な三多気を出発地とするコースでは、「三多気蔵王コース」と「三多気大洞山コース」の2つがあります。こちらのセラピーロードをウォーキングして奥深い森の持つ癒しの効果を実感してみてください。

P.S. 美杉にお越しの際は、アマゴ料理も見逃さないでください。新鮮だからこその「おさしみ」も堪能していただけますので、是非。

  あまご料理専門店 坂本小屋(津市美杉町川上2705-26 TEL:059-274-0703)

  あまご料理・渓流魚料理 大吉(津市美杉村川上2591 TEL:059-274-0612)

  美杉にあるお店の一例です。

 

 

梅にうぐいす、いい鳴き声です。

20120321_uguisu  「ホッ、ホッ、ホッ、ホー・・・ホケッキョ」の心地よいメロディーが聞こえましたよ。都内でもうぐいすの鳴き声を聴くことができるんですね。

  先日は晴天、朝は未だ寒さが残っていますが、暖かな日差しでぽかぽかとする日を予感してか、公園のどこかの木々の辺りでうぐいすの鳴き声を聴きました。綺麗に奏でる鳴き声が出るようになるまでには、冬からさぞ練習を積んできたのでしょうと鳴き声のする辺りを探しましたが、残念ながらその姿を見つけられませんでした。梅にうぐいすと言われているので梅の木辺りを探したのが先入観のもちすぎでしたかね。

  小生、実家が津市の里山にありますので、少し散歩すればうぐいすの姿を何度となく見ることができますが、今年、都内で鳴き声を聞いたのが最初のことでもあり、「鳴き声がすれどもその姿はなし」のとおり見つけるのは難しいのかもしれませんね。でも、その青みのある黄緑色の小鳥をイメージすることで、より一層、うぐいすの姿を脳が鮮明に描き出してくれることを感謝してもよさそうです。

20120321_uguisumoti  さて、食べ物好きの小生、お菓子ばかりをつらつら呟く度合いが多いですが、和菓子も春らしく、昨日が「おはぎ」となると絶対「うぐいす餅」が食べたくなりますね。 京都で目にする、色合いがよく抹茶のわらび餅の彩りによく似ていますが、きなこは同じ(?)でも味はやはりこちらの方が...あくまで私感です。

  ネットで検索(語は「津市」「うぐいす餅」)すると、「お菓子司 正和堂」さん。JR高茶屋駅近くにあるお店ですので、今回はみたらし団子ではなく、お目当てのうぐいす餅を覗いてみてください。

  お求めは、 お菓子司 正和堂 津市高茶屋1-6-5

                                       TEL:059-234-3865 でどうぞ。

 

早いもので、明日はもう「春分」です。

20120319_sunny  時が経つのは早いもので、明日は早「春分」。

  天球上で太陽が黄経0度の点を南から北へ通過する時ですので、春分点は現在は魚座にあって毎年僅かずつ西に移動しています。でも、西洋の占星術では、春分から穀雨までの約1ヵ月の間太陽が留まる白羊宮の始まりとされているとのことです。

  春分は清明までの期間、明日は初候の始まり、72侯では「雀始巣」(雀が巣を構え始める) です。都内でも雀をあちこちで見かけますので、マンション近辺で不審者と思われないように、さて雀の巣を探してみようかと思いますが、先に巣を発見された方が見えましたらお教えいただけると光栄です。

  余談ですが、都内でもカラスがいたるところに生息、特に、近くの公園(板橋区城北中央公園)辺りではとても多くのカラスを見かけます。小生、公園内を健康のため歩いていますが、カラスに何も敵意を持っていないのに、ある一匹のカラスに羽根で頭を叩かれた経験があります。他の方も同じような不意打ちに遭っていましたので、カラスには要注意ください。

20120319_song  また、キリスト教では、春分を基点とし、春分後最初の満月の次の日曜日を復活祭の日と定める大切な日です。 復活祭の週間に合わせてさまざまな曲目が演奏されてきていますが、先週は、グレゴリオ聖歌やルソン・ド・テネーブル(F.クープラン)、マタイ受難曲(バッハ)のミサ曲を聴く機会があり、無伴奏での歌唱、パイプオルガンの響きに心酔した週末でした。

  さて、日本式では「春分」の日は彼岸の中日、お墓参りをし、おはぎをいただく方も多いのではないでしょうか。おはぎと並び、まんじゅうも甘党の方には格別の好物と思いますので、粒あずきあんのおいしい本市のまんじゅうを紹介します。

20120319_takeya  北海道十勝産の最高級あずきを使用し、秘伝の炊き方で仕上げた「たけや」のまんじゅうをご賞味ください。まんじゅうの皮とのコラボがとても美味しい逸品です。

  お求めは、たけや製菓(有) 津市一身田2768

                              TEL:059-232-2056 でどうぞ。

ここでしか食べられない、フランスのお菓子

グルメの皆様こんにちは。

今日また1つ、東京にある津を見つけました。東京にあるフランスともいいますが・・・

「Jouvaud(ジュヴォー)」。

本店はフランスプロヴァンス、チョコレートのミシュランとも言われるフランスのショコラガイドブックにて、4タブレット(ミシュランガイドブックでいう☆ですね)を獲得したフレデリック・ジュヴォー氏のお店です。

チョコレートはもちろん、焼き菓子や生ケーキも販売しています。  jouvaud2

日本では、井村屋製菓さんがライセンス契約をしていますが、日本の店舗は広尾本店だけ。寄り道しても、行く価値のあるお店です!

広尾本店ー東京メトロ日比谷線 広尾駅 3番出口左手

http://www.imuraya.co.jp/brand/jouvaud/index.html

シンプルながらも素材の味がしっかり生きているお菓子です。一部オンラインショップでも販売しています。機会がありましたら、ご賞味ください。

事務所への差し入れ?ありがとうございます。お待ちしてます☆  Jouvaud1

P.S. こちらのお菓子、明日から2日間津市センターパレスで開催される「スイーつフェスタ」にも出品されるそうです!津市で味わえる機会はなかなか貴重ですのでこちらも是非お立ち寄りください。

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