2013年1月の記事一覧

『かはたれどき』も趣があります。

20121112_mori  日の出の時間が早くなってきましたので、朝日がまどろんでいたい気分に終止符、陽の光が体内時計をリセットしてくれます。

  今日も早い時間に出勤することがあり、釣り用語でいうところの『朝マヅメ』ですが、夜が明けて明るくなり始めた時刻から日の出までの時間に家を出て来ました。いわゆる『かはたれどき』の言葉がぴったりするような時間帯ですね。『たそかれどき』は漢字で『黄昏時』として当て字がうまく使われていますが、この『かはたれどき』に見合ういい漢字は無いようです。今日の『かはたれどき』はというと、西の空には満月を数日過ぎたお月さまが綺麗に出ていて、東の空の日の出前の朝焼けとのコントラスト感がよく、寒いですが自然の綺麗なパノラマを見せていただきました。

  ある新聞にはエネルギー問題に係る阿部首相の国会代表質問での記事が載せられていました。核分裂からの原子力発電には触れないことにして、少し前に技術開発の現状を聞いたことのあるMTFなんかが、現実のものとしてもうすぐ手の届く域まできていることを知らされると、ますます期待をしてみたくなりますね。MTFは、『magnetized MTF』として『magnetized』を冠すると目指す略語にやっとたどり着きます。興味のある方は、ぜひ、googleで検索してみてください。ちなみに、Female-to-Maleの略やModulation Transfer Function の略ではありません。

  検索なんて時間はないよと言われる方は、 こちら をご覧ください。

chusei3  さて、市内にある中勢森林組合さんからの間伐材の杉を使った商品の紹介をします。本日ご紹介する商品の一部は、東京事務所でも実際にお手にとってご覧いただけますよ。

chusei1  ストラップ各700円、コースター各200円。コースターは希望によりレーザー加工可能です。左から、お箸入れ2300円、携帯箸(箸袋つき)500円、黒芯お箸3膳入り200円、利休箸5膳入り200円。写真にはありませんが、普段使い用の利休箸20膳200円も別途あります。

chusei2  お箸入れはマグネットでフタが閉まるようになっています。 

  いずれも大量注文の場合は数量・値段応相談。

  お問い合わせ・ご注文は、中勢森林組合(白山町南家城、)

TEL:059-262-3020 又は chusei@ztv.ne.jp までどうぞ

出藍の誉れ

20130107_fuyu  今日は少しあったかな日和となってきそうです。節分も近づくとこうした日和が増えてくるのかもしれません、でも、まだ寒の内ではありますが。

  事務所の日記を書くようになり、『言の葉』の持つなにかしら、やまとことばについてもそのように感じますが、特に、ことわざを声に出した時に、その言葉のもつ音律と発してくる力を感じるようです。

  ことわざの数はというと、確か、以前にネットで調べて...それらしいものは、43,000語載っている本があるということです。凄い数ですが、でも、その中で、知っている語数というと数えるほどしかありあせん。(勉強不足?)

  好きことわざのひとつ、『青取之於藍而青於藍 冰水爲之而寒於水』、出藍の誉れという荀子の勧学篇第1での有名な一節ですが、”青は藍より出でて藍より青し”とか”青は藍より取りて藍よりも青し”と言われます。漢文を習った時からとても好きなことわざで、その意味するところもそうですが音色と旋律でしょうか、心の琴線に触れる言葉です...日本語はとてもいいですね。

  世界の中できれいな響きを持つ言葉はフランス語と聞いたことがありますが、やはり日本語もきれいな響きを持つ言葉と思います。

  さて、ひらがなでの店名を持つお店はとてもたくさんありますが、本市物産振興会に加盟するお店「ちとせ」もそのひとつです。漢字で書くと「千歳」「千登勢」等々でしょうか。

20120126_titose  豊かな緑に育まれた本市美杉町、その四季折々の自然の恵みをもとに手作りした商品(山椒みそ、ゆずみそなど)を揃えています。季節料理もありますので、お近くにお越しの際はお立ち寄りください。

  四季折々の手作り料理「ちとせ」  津市美杉町八知5449

                                        TEL:059-272-0003

恋の湯治『榊原温泉』のお雛さま(2/11-3/3)

20111114_daikokusama 『榊原温泉』は、伊勢神宮に詣でる前に身を清める『湯ごり』の地、そして、清少納言も『ななくりの湯』として讃えた名湯です。

世の人の 恋の病の 薬とや 七栗の湯の わきかえるなん(堀河後度百首 常陸)

 榊原温泉の護り神である射山(いやま)神社には、出雲の神様が祀られていて、その境内にある大黒さんの木槌に触れると縁が結ばれる『恋こ槌』があります。この恋のパワースポットにちなんで、ここ榊原温泉郷では、『恋の湯治場、榊原温泉のお雛さま』として、旅館や神社などにお雛さまを飾り付けしています。

  温泉でゆったりと、そしてお雛さまをご覧になりながら、今年は恋のパワー運気をこの上もなく高めてみられてはいかがでしょうか。

開催期間:2月11日(月)〜3月3日(日)

開催場所:榊原温泉郷

※詳しくは、こちら から。

今朝は雪が舞ってました。

20121122_yuki  今朝はやけに寒いと思ったら、雪が舞っていました。先々週の大雪と違って細かな雪、それでも地下鉄の駅までの沿道には少し雪が積もっていましたが、天気予報では午前中までとのこと、ひとまずはホッとしますね。

さむしろの 夜半の衣手 さえさえて 初雪しろし 岡の辺の松(式子内親王)

 『アベノミクス』、よく新聞等で見かける造語です。主な見出しなどサッと新聞に目を通し、それでも経済欄は興味深く読んでいますが、難しい用語に引っ掛かることがあります。何となく理解しているようで、その実、本質まで理解していないことがたびたびあります。そんな用語のひとつにこの『アベノミクス』が加わったところでしょうか。

  少し前には、欧州のデフォルト問題が盛んにメディアを賑わしていましたが、その折によく出てくる”CDS”(クレジット・デフォルト・スワップ)という用語、リスクヘッジとして国債関係の記事によく引用されてきますが、『アベノミクス』による日本国債のプライシングははてどのように決定されるのでしょうか、興味があります。

  デリバティブの数理ではよく確率微分方程式を解かないことには進めず、そうした視点でCDSを理解しようとすれば数学や物理学の知識を改めて思い起こす必要があり、大変かもしれません。プライシングもそうしたデリバティブの数理の上に構築されるようですが...そういえば、有名なブラック・ショールズモデル、偏微分方程式を解く過程で、フーリエ積分や熱伝導方程式など昔の記憶を辿りながらも、少しは理解?できたかと、次は、このプライシングの数理モデルもたいそう面白そうです。

20120125_cake  さて、難しい物理や数学は論外の味覚もの、古代米を使ったロールケーキを紹介します。

  榊原温泉女将の会が推奨する、もちもち食感のケーキ「榊原の古代米ロール」です。このほかに、期間限定で、櫻餡の上品な味の「糸さくらロール」(春限定)と柚子餡の爽やかな味の「青山高原風ロール」(夏限定)があります。

  お求めは、ケーキショップ「ボンマルシェ

              津市久居新町1091-3 電話:059-256-3366 で。

星は『昴』か『シリウス』、どちら?

20120118_subaru  今夕から寒さはまた一段と強まるようですが、夜空が澄み渡るのも冬の寒気の賜物でしょうね。

  シリウスはとても明るいので、山手線の外側では何とか綺麗な輝きが分かりますが、昴はというと、どうもうまく見えません。昴の名前は『統べる星』からきていると言いますので、夜空を統(す)べていなくてはならないのですが。

  有名な枕草子のくだりには、『星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし。尾だになからましかば、まいて。』

馬の背に いかなる淵の あるやらん ひろき空にも すばる星かな(前大納言為家) なので、やはり『昴』に軍配でしょうか。

  昔から星々や宇宙は限りなくロマンを与えてくれます。神話と星座、新星爆発やダークマターなど...理系の小生には、宇宙の膨張速度や巨大なブラックホール、クエーサーなどがロマンよりも興味があります。

20120124_shingetu  さて、 満月前の月に少し関係した、季節を彩どる和菓子の紹介です。

  銘菓『月下美人』という少し凝った、上質なホワイトチョコレートで餡を包み込んだ一口サイズのお菓子です。淡い色調の包み紙で包装されていますので、先ずは外観を愛でた後に、お味をお楽しみください。

  お求めは、銘菓創庵『新月』 津市本町6-8

               電話 059-227-8846  で。

寒中お見舞い申し上げます。

20120116_samusa  謹んで寒中のお見舞いを申し上げます。 

  大寒が過ぎ来週末には節分を迎えます。寒中のますます寒さが厳しくなる時季真っ只中ですが、どうぞみなさま健康に気をつけ、健やかにお暮らしください。

  昨年の干支は『壬辰』、干支占いでは、『世の中が揺れ動き、変革を推し進める衝動や変化が起きてくる年』ということでした。国際的にもロシアやフランス、中国そして北朝鮮など主要な国のリーダーが変わり、なるほど変革が起きていました。そして、今年は『癸巳』(みずのと・み)、『癸は「揆」であり、物事を「はかる」という意味をもち、「巳」は再生の象徴とされていますので、一時的に混乱が起こっても、そこから新しい時代に合った筋道が生まれる年』となるようです。物事の本質を見極めて計画を立て、今までの閉塞感ある激動の時代からの再生を果たせる年となるような感がありますね。

  60年周期で干支を考えるとき、昭和20年の玉音放送の原稿の完成や元号『平成』の発案者といわれる安岡正篤(やすおかまさひろ)氏の著書は参考になります。氏の毎年恒例の『干支新話』をまとめたものが、その『干支の活学』、一読の価値がありますね。

20120116_sitennouji  さて、本日は本市のお勧めする立ち寄りどころのひとつ「四天王寺」(津市栄町1-892)を紹介します。

  聖徳太子が建立したと伝えられるお寺で、境内には素晴らしい日本庭園があり見物です。また、曹洞宗のお寺ですので、禅寺の雰囲気を味わいたい方には座禅体験もできます。津駅より徒歩10分程で訪れることができますので、散策地のひとつに加えられてはいかがでしょうか。

タオルであたたか気分に。

20120106_snow  大寒にまけじと老の起居かな (高浜虚子) 

  大寒(1/21)を過ぎ、1年で最も寒い気温を立春の間に観測するところが多いようです。そのとおりと言いましょうか、今年は先週の大雪、そしてそれに続く寒い日々となりました。晩冬の候、大寒過ぎの更に寒い日が続きそうです、みなさんも風邪などひかないよう十分ご用心ください。

  大寒を過ぎたあたりからは『款冬華』(ふきのはなさく)と昔の人は言います。『ふきのとう』が蕾を出す時期となってきたのでしょう、陽だまりの場所では気の早い『ふきのとう』の新芽が出ているのかも知れませんね。

蕗の薹(ふきのとう)おもひおもひの 夕汽笛(中村汀女)

20120112_towel  さて、湯船であったまった体をふんわりと包んでくれるタオルの紹介です。

  タオルの感覚をお伝えするには、日本語の特徴であるオノマトピアで表現するのがいいのかもしれません...ということで、『ふわっふわっな』タオルのPRです。

  吸水性と肌への優しさのヒミツは『細糸使い』と『織り組織』、そして丁寧なものづくりから生まれた、『ふわっふわっな』幸せタオルのある快適生活を楽しんでみてはいかがですか。本市『おぼろタオル株式会社』が作る逸品ですので、気に入っていただけること間違いなしですよ。

おぼろタオル株式会社 

  津市上浜町3-155 電話:059-227-3281

詳しくは、こちらをご覧ください。

節分の日までの開催です。

20130110_dice  『みちのくの 安達原の 黒塚に 鬼こもれりと いふはまことか』(拾遺集)

  神社に詣でると『節分祭』の張り紙が出ています。早いもので、節分まではあっという間に経ってしまいそうです。先の和歌を読んだのは平兼盛、忍ぶ恋の歌も詠んでいる歌仙の一人です。なお、この歌には詞書があり、『名取郡黒塚に重之が妹あまたありと聞きつけていひつかはしける』、鬼の伝説を聞きつけて、歌枕にあこがれる兼盛がそこにありますね。

忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は ものやおもふと 人の問ふまで(百人一首)

20120118_handeishi  さて、芸術の中にも『鬼』の銘が入ったものがあります。古伊賀水差『鬼の首』、昨年に三重県の指定文化財にもなった焼物です。

  この焼物を中心に、日頃からリクエストの多い半泥子の愛蔵品の数々が節分まで企画展示され、これらの作品は『石水博物館』でご覧いただくことができます。この他にも、粋人、半泥子の芸術作品が数多く展示されていますので、近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。

  作品展『石水所蔵 名品展』の概要は、こちら からご覧ください。 

  アクセスは、こちら で。

七福神で今年も幸運を。

20120119_sitifukujin  お日様の当たらない沿道には先週の雪がまだ残っています。今日の夜半から積雪模様とのことですので、この雪はここ当分は解けそうにありませんね。

  歩くと寒さも忘れてポカポカするようで、今年の開運のお願いに、お正月から新宿、池袋と日本橋の七福神の神社等を巡ってきました。。

  七福神巡りの正式な巡り方はトンとわかっていませんので、駅に近い神社(寺院)から巡り始めたりしています。布袋尊、福禄寿、壽老神、毘沙門天、大黒天、恵比寿と弁財天、どの七福神巡りも思うほど時間がかからずに全部を巡ることができ、身近な散策風で健康にもとても有り難いものですね。さらに、これで今年の福の御利益を賜れば、願ったりかなったりですので、みなさんも健脚、健康のために七福神めぐりをされてはいかがでしょうか。

  調べてみると、この他にも深川や亀戸など都内には数多くの七福神巡りのコースがあるとのことですので、今年は都内調べられるコースを完遂してみようと思っています。

  また、七福神は、『家内安全・商売繁盛・縁結びなど人々の様々な願望に応えて、人々に幸福をもたらす神として古くから信仰の象徴である。』とされ、また『七幅』とは、『七難七幅』という語に由来し、七体の福神を取り揃えたのが、七福神の始まりとされているとの事で、縁起等々いろいろな事項を調べると結構奥深いものがあるようです。

20120119_seikando  さて、お菓子に名づけられた名前が『不老柿』、これをいただくと何かしら”ありがたい”ものを感じますね。

  栞(しおり)には、『母の手で吊るしたまえり 不老柿』。本市の老舗『清観堂』が贈るニッキ(※)を加味した焼き菓子で、干し柿の形に似せて作られています。外側はカリっとさっくり感、中の黄身餡はしっとりしたものでとても美味しいですよ。

  有限会社清観堂  津市東丸之内20-1

                     TEL:059-227-6388  

  P.S. ニッキとシナモンとは近縁の香辛料で、ちょっと辛味のある刺激的な香りのものが『ニッキ』、これに対してさわやかで上品な香りのものが『シナモン』と区別されていました。 

ミッドタウンで三重をご満喫ください。

20130107_beef  この週末は、特別なご予定がおありですか?

  寒の真っ最中、とても寒い時季で出かけるのも億劫になりがちですが、この週末は、ミッドタウンにお出かけください。三重の美味しいものや魅力をご満喫いただけると思います。

  そんな『三重の魅力』を発信する『三重フェア』が、今日から東京ミッドタウンにて10日間開催されます。今回のフェアでは、御食(みけ)つ国の食と文化を味わっていただく『レストランセミナー』や、三重を体感できる匠の技豊かな『プレミアムショップ』などが実施されます。新年のスタートとして、是非この機会に三重の『食』、『観光』、『物産』と、『物語』や『人』の魅力を体感してみませんか。

  国民栄誉賞を受賞された吉田沙保里選手も、今日、ガラリアのB1アトリウムで15:00-から開催されるオープニングセレモニーにゲスト出演されますよ。

開催期間:1月18日(金)〜1月27日(日)

開催場所:東京ミッドタウン

フェアの主な内容

1)オープニングセレモニー【1月18日(金)15:00〜】
  (ガレリア アトリウム B1F)
  知事あいさつ、フェア内容説明、テープカットなど

2)レストランフェア【1月18日〜27日】
  豊かな自然、生産者の思いのこもった県産食材を使ったメニューを召し上がっていただけます。

3)プレミアムショップ【1月18日(金)〜27日(日)】
  三重の豊かな自然や歴史に育まれた高い技術と確かな品質の商品を提供いたします。

※ 詳しくは、 こちら から。

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