あいうえお...五十音国語辞典と「谷川士清」

[事務所の日記]

江戸時代の国学者、本居宣長はとても有名な古典研究家ですが、その宣長さんが絶賛していた「和語通音」(日本初の動詞活用表、『日本書紀通証』第1巻に収録)を編纂した、やはり江戸時代の国学者「谷川士清」 は津市の出身でその生家は今もしっかりと保存されています。tanigawa

士清さんが国語学に残した功績はたいへん大きく、その著作「和訓栞(わくんのしおり)」は、わが国で初めての五十音順の国語辞書として有名ですが、残念なことに生存中に全巻を刊行することはできませんでした。

松阪市の「本居宣長」と津市(八町三丁目)の「谷川士清」、二人の国学者の生家を訪ね、しばし悠久の歴史のひとときに思いをはせてみてはどうでしょうか。

※ 国史跡「谷川士清旧宅」: http://www.info.city.tsu.mie.jp/modules/shogaigakushusupotsuka/article.php?articleid=64

※ 谷川士清の紹介パンフレット(PDF形式) :  /files/20505.pdf