星はすばる...澄んだ冬の夜空に趣きがあります。
[事務所の日記]
投稿者:所長 / 2012年1月18日(水)
「星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし。尾だになからましかば、まいて。」
有名な枕草子のくだり。 冬の凍てつくようなとても寒い日、澄んだ空気のお陰で冬空に星々が綺麗に輝いているはず...ですが、都会の「光害」のせいでしょうか、プレアデス星団はうまく見えません。シリウスはとても明るいので、山手線の外側では何とか見えます。
星々や宇宙は昔からロマンを与えてくれます。神話と星座、新星爆発やダークマターなど...そういえば、昨年、「宇宙の膨張速度が速まっている」ことを見つけたソール・パールマター博士(米ローレンス・バークリー国立研究所)ら3名にノーベル物理学賞が授与されたのは記憶に新しいものです。また、とても巨大なブラックホールを持つ最も遠いクエーサーが観測されたのも昨年でしたね。
さて、芸術の中にも悠久の時間と神秘を感じ取ることができるかもしれません。
冬の茶碗を中心とした川喜田半泥子の茶陶と書画展が本市「石水博物館」で開催されています。粋人、半泥子の芸術作品が数多く展示されていますので、近くにお越しの際は、お立ち寄りください。
作品展の概要は、こちら からご覧ください。
アクセスは、こちら で。