0171...ことば遊びは面白いものです。

[事務所の日記]

20120222_moji  「色は匂へど散りぬるを我が世誰ぞ常ならむ有為(うゐ)の奥山今日(けふ)越えて浅き夢見じ酔(ゑ)ひもせず」。

  いろはにほへと・・・異なる”かな”47文字から作り出された「アナグラム」の傑作、そして「完全パングラム」ですよね。異なる文字の配列を選ぶことのできる並び替え方は、47!(階乗)ですので、この中から、このひとつの意味ある組み合わせを選びだせた才能は素晴らしいものです。

  アナグラムとは、言葉の文字の並び順を入れ替えて、別の言葉にすることば遊びのことです。以前、小説「ダヴィンチ・コード」(ダン・ブラウン著)の中に暗号ものとして数多く登場していたのが記憶に新しいと思います。また、パングラムは、すべての文字を、なるべく重複が少なくなるように作った短文の言葉遊びのことです。

  ことば遊びはこの他にも「語呂合わせ」が、文字を他の意味あるものに替えたり、電話番号や暗証番号など暗記する時によく使われています。東京スカイツリーの高さが、634m:武蔵(むさし)の国から...なんてのも有名ですよね。

  ちなみに、標題の”0171”は、「おいない」と発音すると先輩から教わりました。

  本事務所が運用するホームページのキャッチフレーズ「おいない伊勢の国」の「おいない」の語呂合わせですが、京都弁では「いらっしゃいませ」、本市が位置する地域(三重県辺り)の方言では「こちらに来てください」という意味でよく使います。また、「おいない」は「老いない」(不老の)とも当て字をすることができますので、最初に開設した方がそこまで深く考えていたのかは...わかりません。