里山で山桜を愛でる時候となってきました。
[事務所の日記]
投稿者:所長 / 2012年4月20日(金)
ある雑誌を立ち読みしていたら、VAR(Vector autoregression)モデルを用いたマクロ計量分析のコラムがありました。
2011年ノーベル経済学賞、シムズ教授(ハーバード、イエール大学教授)の功績を述べた内容でしたが、ある経済的なショックを行ったときに、GDPやインフレ率などが時間的にどのように変化するのかを分析できるVARモデルへの貢献が少し述べられていました。あまり数学的な事は触れられていなかったのですが、行政政策を担当する自治体の担当者にも応用が効くようにみえるますので、少しかじってみるのもいいことかもしれません。
実際、VARモデルにベイズ統計での確率変数を入れこめば、いいようです。モデルが複雑になると事後分布を求めるのが難しくなりますので、MCMC(Morkov chain Monte Carlo) にてパラメータをサンプリングしてしまえば、ベイズ推計を持ち込めますね。
一度、本市の政策や財務の担当者にどうかな...程度に話を持ちかけてみようかと思いますが。
さて、 都内ではすっかり葉桜になってしまいましたが、山桜の萌え出る若葉と花は丁度これからが見頃です。
もろともに あはれと思へ 山桜
花よりほかに 知る人もなし (前大僧正行尊)
平安時代が起源とされる本市「三多気の桜」、日本桜の名所百選(財団法人日本さくらの会選定)のひとつにも選ばれています。伊勢本街道(国道368号)から真福院への参道約1.5Kmにわたる山桜のトンネルをなす、約500本もの古木の並木道が続いています。
自然の息吹を肌で感じる、そんな山桜の見ごろの時期、是非お越しいただければと思います。
詳しくは、本市役所美杉総合支所 TEL:059-272-8085 まで。