小雪、そして夫婦の日ですね。

[事務所の日記]

20121122_yuki  今日22日は、『小雪』。季節は、僅かながら雪が降り始めるころとなってしまいました。それと、みなさんもよくご存知のとおり、『いい夫婦の日』、11は『いい』、22は『ふうふ』と語呂合わせで読みますよね。11月がゆとり創造月間であることから、余暇開発センター(現在の日本生産性本部余暇創研)が1988年に制定したものです。

  菅原道真の漢詩集『菅家後集』の中に、『東山小雪』(487)の詩が詠われていました。

雪白初冬晚
山青反照前
誤雲獨宿礀
疑鶴未歸田
不放行看賞
無端坐望憐
客魂易消滅
遇境獨依然

雪が白く降っている初冬の夕暮れ
雪の照り返しの前に、山は青々と冴え渡っている。
孤雲が谷間を漂っているのかと誤ち
白い鶴がまだ帰らずに田に残っているのかと見紛うのは、雪の仕業か。
実際に行って雪を賞でることは、わたしには許されていない。
情けなくも唯ここから座して観るしかない。
旅の空にある魂は、頼りなげではかないもの
折に触れて万感こみ上げてくるも、ただ独りでいるのみ。

  源氏物語に雪を詠いこんだものを探してみましたが、うまく見つけられません。

ふりにける 頭の雪を 見る人も おとらず濡らす 朝の袖かな

  これよりも、浮舟が詠ったものが心に残ります。

峰の雪 みぎはの氷 踏み分けて 君にぞまどふ 道はまどはず

20111124_hinokioil  さて、小雪の時期も過ぎると、山間には冠雪が見られるなど冷え込みが徐々に厳しさを増していきます。こうした寒い折には、温かい温泉やお風呂が恋しくなるのは必然、温かなお湯にザブリと浸かり、ひと時の幸せを感じたくなります。また、同じ湯船でも、昔から『ひのき風呂』といえば、高級で贅沢なお風呂のイメージ、ひのきの香りは、気持ちをゆったりしてくれるアロマセラピーの効果が優れています。

  そこで、家庭で手軽にひのき風呂気分を味わえるよう、天然のひのきと奥深い山々からの自然水とで作った『ひのきオイル』をこの寒い時期、試されてはどうでしょうか。商品は、本市美杉町にある「美杉の杜」が提供しています。

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