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所長の「東京日和⑩」

投稿者：koshiba / 2013年8月26日(月)

今朝の東京は、空気は比較的乾いていて、日陰に入ると気持ちよく感じましたが、まだまだ日差しは厳しい毎日です。

夏の風物詩の一つにセミの鳴き声がありますが、通勤時など、街路樹のあるところでは、まだまだセミが元気に鳴いています。ただ、私の行動範囲の中では、鳴き声の主流が、津市と異なっていて、昨夏までは、夏になるとクマゼミの大合唱をよく耳にしていましたが、こちらでは、ミンミンゼミが、とっても元気です。

インターネットなどで調べてみると、ミンミンゼミは、アブラゼミやクマゼミと比べると暑さに弱い、森林性の昆虫とのことなのですが、ミンミンゼミの幼虫は比較的乾燥した土中を好み、成虫はケヤキやサクラなどの樹木を好むことから、ヒートアイランド現象によって乾燥化が進んでいる東京都心部などではミンミンゼミの幼虫の成育に好ましく、またケヤキなどの街路樹も多いので成虫となったミンミンゼミにとっても生活しやすい環境であるとのこと。だから東京都心部などでのオフィス街の街路樹でも普通にミンミンゼミの鳴き声が聞こえるとのことのようです。

森林性の昆虫も、気候・環境の変化に伴って分布も変わってきているということでしょうか。

暑さには比較的弱いミンミンゼミのようですが、その暑さに負けずに頑張って鳴いています。

私も、暑さに負けずに頑張りたいと思います。

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