歴史秘話ヒストリア(4/11放送)に津藩初代藩主「藤堂高虎」が登場!

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 20120111_takatora  歴史秘話ヒストリアにて、高虎公の城造りの本領が紹介されます。

  放送予定日 :4月11日(水曜日)22時00分〜22時43分

  放送チャネル:NHK総合

  タイトル:名城誕生ものがたり〜城づくりプロフェッショナル 藤堂高虎の流儀〜

20120405_castle  高虎公が築城の名手として、縄張りしたり普請をしたりした城は全国で20余といわれています。その築城術は、豊臣秀吉からも徳川家康からも高い評価を受けました。高虎公の城づくりは、高い石垣と広い内堀を造って、平城でも固い防御の城造りを確立したことにあり、そこに同じ築城の名手でも石垣の反りを重視する加藤清正と対比される所以があります。また、高虎公は、築城とともに城下町の整備を行うことにより、そこに住まいする人が住みやすく、また繁昌するまちづくりをしました。いわばまちづくりの名人でもありました。

  本市に築かれた津城と津城下町については、まず城は、本丸、内掘、二の丸、外堀を回の字のように巡らした輪郭式という典型的な近世城郭様式とし、内掘を80〜100mにしました。また、城下町は、西側、南側と北側半分を武家屋敷とし、東側と北側半分を町民のまちとしました。そして、町民のまち中に、それまで通っていた海岸沿いの参宮街道のルートを変更して、伊勢神宮参拝者や津観音の参拝者で賑わうようにし、宿場町としての繁栄を図ったことにあります。 

  類いまれな高虎公築城の秘話をみなさん、是非、お見逃しなく!

P.S.  桜の咲く時期は、新入生や新社会人の初々しい姿を都内いたるところで目にかけます。「若さ」は何事にも勝る宝物ということをひしひしと感じるものですね。

    若あゆの 二手になりて のぼりけり (正岡子規)

  それはそれとして、小生は、歳を重ねる次の心もちですかね。 

    花の色は  うつりにけりな  いたづらに

       我が身世にふる  ながめせし間に    (小野小町)