高田本山専修寺に保管されている「親鸞聖人」の真筆。

[事務所の日記]

 東京国立博物館(平成館)で、特別展「法然と親鸞 ゆかりの名宝」(10/25-12/4)が開催されています。

この特別展では、法然と親鸞に関わる数々の名宝や国宝・重要文化財が展示公開されていますが、そうした中に、本市専修寺が大切に保管している超一級の親鸞聖人真筆(国宝 西方指南抄など)も含まれています。

管内で数々の名宝を見ていると、俗世界にどっぷりと浸かった小生も心洗われるような不思議な感覚に陥ります。当時の親鸞聖人が書いた直筆そのものから受ける感覚かもしれませんが大変有り難いことです。

さて、本市一身田町にある真宗高田派総本山「専修寺」は、江戸時代の建築技術の粋を集めて作られた親鸞聖人をまつる御影堂は725畳敷きの広さもあります。また、阿弥陀如来像が置かれた如来堂とともに、「わびさび」の心を静かに伝える庭園が千道安と織田有楽斎の二人により作られています。

 20111111_siromoti  毎年1月9日から16日まで7日7夜にわたり営まれる親鸞聖人の報恩講が「お七夜」、人出も多く、たいへん賑わいますので、この時期に専修寺や寺内町にお越しいただくことを推薦いたします。