がんばる津人(2) 佐藤晃加音さん

[事務所の日記]

江戸高虎楽座の最中、設備をお願いしている事業者のTさんと
空いている時間に立ち話をしていました。
Tさんは、池袋駅周辺で毎年行われている「ふくろ祭り」のお仕事もされています。

Tさん「そういえばこの前、ふくろ祭りで津の出身の子に会ったよ」
職員2号「へぇー。またどうして?」
Tさん「ステージ上で立教大学の子たちが発表をしていて、『三重県津市出身の・・・』
って聞こえたから思わず反応しちゃったよ」
職員2号「もしよかったら、紹介してくださいよ。連絡先わかります?」
Tさん「わかるよ。今電話してみようか?」
というわけで、会場に足を運んでいただいたのが佐藤晃加音(あかね)さんでした。
そして後日、佐藤さんを訪ね大学へ。少しお話を聞いてみました。

佐藤あかねさん

―いつからアナウンサーを目指すようになったのですか?

佐藤さん 高校の時に先輩に誘われて放送部に入りました。
2年生の時に、みえ高文祭で副委員長を務めたとき、
各校で流してもらうためのCMを製作した際に、ナレーターを担当したのが
アナウンスに興味を持ったきっかけで、大学進学は社会学部メディア社会学科に、
あと放送研究会に所属しています。
バスの中で、佐藤さんがナレーターを務めた高文祭のCMについて、
他校の生徒さんが 話しているのを聞いて、「伝える楽しみ」を知りました。
アナウンス部の全国大会に2年連続出場。
原稿をわかりやすく作ることで、アナウンサーの基礎力がアップしました。

―津にはときどき帰っていますか?

佐藤さん 平成20年の三重映画フェスティバルに司会として参加しました。
その他、小津安二郎の記念イベントでも映画の魅力を皆さんにお伝えできたと思います。

佐藤あかねさん2

―将来については?

佐藤さん 卒業後は地元でメディア関係の仕事がしたいと思っています。

キャンパス内で

―津を外から見ての感想は?

佐藤さん 東京に来て津のことを思い出すと、素朴で人が温かい街だと感じます。
津では人とすれ違えば自然に挨拶をしますが、東京だと人が多すぎて、
挨拶どころか体をぶつけあうようなこともあります。
また、津を含めて三重のことがあまり知られていないと感じました。
伊勢神宮や松阪牛は有名ですが、
これらが三重のものだということは意外と知られていないようです。
津は県庁所在地ですが控えめな街で、あまり知られていません。
ぜひ、「津と言えばこれ」というアピールポイントを作っていただきたいと思います。

放送研究会の部室にて
部室で仲間と語り合う佐藤さん

キャンパス内のチャペルで
キャンパス内のチャペルで