大寒を過ぎ、厳しい寒さの峠ですね。

[事務所の日記]

20120106_snow  大寒にまけじと老の起居かな (高浜虚子、『ホトトギス』) 

  大寒(1/21)を過ぎ、1年で最も寒い気温をつぎの立春の間に観測するところが多いようです。年明けの小寒から先週までとても寒い日となりましたので、晩冬の候、大寒過ぎの更に寒い日に備えて日々精進しないといけないのかもしれません。

  明るい方に見方を変えれば、大寒の初侯では、「款冬華」(ふきのはなさく)、”ふきのとう”が蕾を出す時期となっていますので、陽だまりの場所に新芽の”ふきのとう”を探すことができる趣きある時期を喜べるものです。また、厳しい寒さなればこそ、それを利用した日本独自の食物(寒天、酒や味噌など)を仕込む時期にもあたりますので、とても重要な時期でもありますよね。

  さて、本市酒造がこだわった寒仕込み日本酒のいくつかを紹介いたします。 

20120123_osake  「百聞は一見にしかず」の諺、一献傾けてみられてはどうでしょうか。また、おちょこ以外のシャレた楽しみ方も是非、事務所までお教えいただけるとうれしいです。

  「寒紅梅」(寒紅梅酒造 株式会社

    寒中に紅色の八重の花を開く梅の名前をいただいたお酒です。

  「初日」(株式会社 油正

    お正月のめでたい初日の出の名前をいただいたお酒です。