ホッと一安心、少し満足できる時候です。

[事務所の日記]

20120523_mugi  今週は、金環日食やスカイツリーの話題で始まりましたが、季節も『小満』となっていました。

  『小満』は、『万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る』(暦便覧)と記されているように、陽気がよくなり、麦が緑黄色に色付き、草木が次第に生長して生い茂ってホッと一安心(安堵)できる季節の節目とのことです。糧を与えてもらえる自然の恵みに感謝し、少し胸をなでおろして満足をする人の謙虚さが現れているように思えます。よく歴史に学べと言われますが、昔の人の謙虚さにも学ぶところは多いものですね。

 季語では、『小満』は『夏』、梅雨の時期を越さないといけませんが、夏までもう少しです。

  小満や  後れし麦の 山畑 (圭岳)

20120523_kimigano  さて、木々が生い茂ってくる時期、森の持つ癒しを肌に感じながら、のんびり散策できる森林セラピーコースをこの前に引き続き紹介いたします。

 『君ヶ野ダム湖畔コース』。市営宿泊施設レークサイド君ヶ野をスタートし、君ヶ野ダム湖畔のなだらかなバリアフリーコースで、湖畔の広葉樹の中を自由に散策していただく折り返しコースです。コース上には200m間隔に距離表示板が設置されていますので、ご自身の体力に合わせて散策をすることができます。

  このコースの距離は、10,700m、所要時間は約3時間。みなさんのお気に入りのウォーキングコースにお加えください。