ふるさとのなまり懐かし...です。

[事務所の日記]

20120625_river 『所長さん、君の言葉は関西そのもの!』という言葉をいただき、『はい、そのとおりです。長年使っている言葉は急には変えられません。でも、この言葉の方が自然体で好きです。』とお答えしました。

  きれいな標準語をすらすらと話されている方がみえると、少しうっとりと聞き入ってしまいます。きれいな音のならびは心地いいもの、無理なく自然に出てくる音は、メロディを奏でているように感じます。その一方で、小生もそうですが、都内にはいろいろな故郷から上京された方がたくさんみえますので、一旦職場から解放された居酒屋さんなどでは、故郷なまりがどんどんと飛び出してくるので、そのギャップもまた楽しといったところです。この文書自体も、書き言葉自体が三重県(津市)の方言そのままを映しているようにも思いますが、どうでしょう。

  最近では、三重県にゆかりのある方が月1回程度、当事務所にお集まりいただき、三重や津市、松阪市などを懐かしく、熱く語れる会を催すようになりました。話題も故郷の偉人の話題あり、『三重弁』の話題あり、音声学的な方言の話題ありと様々ですが、これがなかなか楽しく、まるで三重に帰ったような錯覚に陥ってしまいます。

  講師の方のリードが上手いのかも知れませんが、たくさんの三重弁(方言)を見つけるにつれ、『あれっ、その言葉が方言?』と時間を忘れるほどで、ふるさとの言葉は胎児がお母さんのおなかの中で聴いているように、何かしらホッとするものです。

  ふるさとの  なまりなつかし  停車場の

  人ごみの中に  そを聴きに行く (石川啄木)

20120625_business  さて、ふるさとに帰って何がしかの仕事がしたい、これまでのキャリア経験を生かしてふるさとで独立したい...と、故郷である本市での創業を考えてみえる方に、本市創業サポーター『ソケッ津』を紹介いたします。

  6つの機関(津市、津商工会議所、津北商工会、津市商工会、日本政策金融公庫津市店、三重県信用保証組合)がスクラムを組んで、ふるさと津で創業を志す熱意と意欲豊かなあなたを応援しようと組織されました。もちろん、『ソケッ津』はあくまで『黒子』ですので、世の中に輝くのは『あなたの思い』、まずは気軽にご相談ください。

  『創業サポーター ソケッ津』 は、2012年7月2日(月)スタートです。

  TEL:059-229-3360 Email:info@ipc.city.tsu.mie.jp

  津市産業振興課産業振興センターで相談をワンストップで受け付けます。また、この他にも(公財)三重県産業支援センターや国立大学法人三重大学社会連携センターなどがあなたをお手伝いします。