台風の進路が気になります。 

[事務所の日記]

20120927_taifuu  台風の進路が気になりますね。できれば、南側のコースを取ってほしいものですが、天は願いを聞いてくれるのでしょうか。

  最近の新聞記事を読んでいて、エルニーニョ現象のことが世界気象機関(WMO)から最新予報として報じられていました。その内容は、『今月か10月に発生する可能性があるが、その規模は弱いものになる。』とのことでした。エルニーニョ現象と台風との関係があると思い出しましたが、確か、台風の発生数やその進路について、エルニーニョ現象との関係について気象庁が解説していました。

  気象庁のQ&Aに解説されていますが、エルニーニョ現象の発生期間(夏7月〜9月)は、台風の発生数が平常時より少ない傾向がある、そして、台風の発生位置が、平常時に比べて秋は南東にずれる傾向がある、また、秋、台風の発生から消滅までの寿命が長くなる傾向があるというものです。そうすると、この解説では、台風の進路についての傾向はありませんので、まだまだ予断を許さないということになるらしいですね。

  この他にも、ラニーニャ現象(エルニーニョ現象と対峙)との関係も解説されていましたので、こちらの方はみなさんで確認ください。

  源氏物語の中、六条院を台風が襲った時でも、なお、寄り添う光源氏へ玉鬘の詠んだ和歌があります。

吹き乱る 風のけしきに 女郎花 しをれしぬべき ここちこそすれ(玉鬘)

20120927_daria  さて、石水博物館(津市垂水)で明日28日から企画展が開催されます。作陶連盟『からひね会』(本市の川喜田半泥子、備前の金重陶陽、美濃の荒川豊蔵と萩の三輪休和の4人)の仲間である金重陶陽と半泥子はお互いの窯を訪ねて作陶するなどしていましたので、その陶陽と半泥子の合作や、陶陽に贈られた半泥子の作品なども展示されます。

  金重陶陽と川喜田半泥子 −その作品と交流−

  2012年9月28日〜11月25日