昨日の日本酒の続きです。

[事務所の日記]

20120621_sake  先日は、本市の美味しいお酒をひとつご紹介しました。お酒は『百薬の長』に喩えられますが、飲みすぎるとやはり害があるもの、度を超すと何事もいいことはありませんね。

  そんなお酒ですが、万葉集にある和歌でお酒を誉めた、珍しい歌題があります。『酒を讃むる(ほむる)歌』という題がついたものです。

しるしなき ものを思はずは一坏の 濁れる酒を 飲むべくあるらし(大伴旅人)

  それにしても、ただの酔っ払いの歌ではと思っていましたら、解説には、『妻を先立たれ、残された自分はどうすればいいか、そんなことは考えずに、こうやって酒を飲んで気楽に生きていけたらいい。』という願いを込めた歌を詠んでいたようです。

kamifu  さて、昨日に続き、本市の美味しいお酒を二つ紹介します。

  清酒『神府』、豊かな香りが自慢のお酒です。十一屋醸造株式会社(津市栄町4-24 TEL:059-228-2056)がお届けします。

abusyou  すっきりした辛口清酒『初日』、本市のゆるキャラと同じ名前の『ゴーちゃん』のお酒もこちらのものです。株式会社油正(津市久居本町1583 TEL:059-255-2007)がお届けします。