2009年12月9日(水) / カテゴリ:事務所の日記所員2号
江戸高虎楽座の最中、設備をお願いしている事業者のTさんと
空いている時間に立ち話をしていました。
Tさんは、池袋駅周辺で毎年行われている「ふくろ祭り」のお仕事もされています。
Tさん「そういえばこの前、ふくろ祭りで津の出身の子に会ったよ」
職員2号「へぇー。またどうして?」
Tさん「ステージ上で立教大学の子たちが発表をしていて、『三重県津市出身の・・・』
って聞こえたから思わず反応しちゃったよ」
職員2号「もしよかったら、紹介してくださいよ。連絡先わかります?」
Tさん「わかるよ。今電話してみようか?」
というわけで、会場に足を運んでいただいたのが佐藤晃加音(あかね)さんでした。
そして後日、佐藤さんを訪ね大学へ。少しお話を聞いてみました。
―いつからアナウンサーを目指すようになったのですか?
佐藤さん 高校の時に先輩に誘われて放送部に入りました。
2年生の時に、みえ高文祭で副委員長を務めたとき、
各校で流してもらうためのCMを製作した際に、ナレーターを担当したのが
アナウンスに興味を持ったきっかけで、大学進学は社会学部メディア社会学科に、
あと放送研究会に所属しています。
バスの中で、佐藤さんがナレーターを務めた高文祭のCMについて、
他校の生徒さんが 話しているのを聞いて、「伝える楽しみ」を知りました。
アナウンス部の全国大会に2年連続出場。
原稿をわかりやすく作ることで、アナウンサーの基礎力がアップしました。
―津にはときどき帰っていますか?
佐藤さん 平成20年の三重映画フェスティバルに司会として参加しました。
その他、小津安二郎の記念イベントでも映画の魅力を皆さんにお伝えできたと思います。
―将来については?
佐藤さん 卒業後は地元でメディア関係の仕事がしたいと思っています。
―津を外から見ての感想は?
佐藤さん 東京に来て津のことを思い出すと、素朴で人が温かい街だと感じます。
津では人とすれ違えば自然に挨拶をしますが、東京だと人が多すぎて、
挨拶どころか体をぶつけあうようなこともあります。
また、津を含めて三重のことがあまり知られていないと感じました。
伊勢神宮や松阪牛は有名ですが、
これらが三重のものだということは意外と知られていないようです。
津は県庁所在地ですが控えめな街で、あまり知られていません。
ぜひ、「津と言えばこれ」というアピールポイントを作っていただきたいと思います。
部室で仲間と語り合う佐藤さん
キャンパス内のチャペルで
2009年12月3日(木) / カテゴリ:事務所の日記所員2号
街を歩いていて不思議なコンビニを見つけました。
アンテナショップとコンビニが合体しています!
東京は地域の特産物を扱ったアンテナショップが多数あります。
都心の一等地にある大規模なものから、駅の売店、商店街の空き店舗に立地するものまでさまざまです。
が、このようなコンビニと合体しているものは始めて見ました。
中に入ってみると特産品コーナーがあり、その他食品やドリンクやお菓子のコーナーにも部分的にありました。
特産品というより地場企業の加工食品がメインでしたが、
これはコンビニの性格上仕方ないのでしょう。
店内での撮影は控えました。
2009年12月1日(火) / カテゴリ:過去の投稿 事務所の日記所員2号
変化の早い東京にあって、変わらず存在する東京タワー。
駅からの坂は少しきついですが、修学旅行の団体を見ると、
中学生の頃の自分を思い出し、ピュアな気持ちに少しだけ戻れるような気がします。
津ふるさと元気大使の近藤さんを取材しました。
近藤さんがお勤めになる機械振興協会経済研究所は東京タワーの前にあります。
近藤さんは(財)機械振興協会経済研究所の研究員です。
年間数百のモノづくり現場を訪れます。
津ふるさと元気大使もお願いしています。
現在、國學院大學にて日本を含む東アジアの産業調査研究について
講座を持たれています。
土曜日の夕方の開講にもかかわらず、モノづくり現場の生の話が聴けるとあって
席はいつもいっぱい。
―津市のことを振り返ると?
近藤さん まず食文化が豊かでおいしいものがたくさんあったことを思い出します。
また、モノづくり研究の立場から、津市にはすばらしい技術を持った企業がたくさんある。
しかし、津市の外に出てみると、おいしいものやモノづくりのイメージがなく、
情報発信力が足りない。
津市は海もあり山もある、観光資源に恵まれたまちですが、
逆に一体感に欠けている気もします。
―「ここが津」とわかりやすく自慢できるところがないと。
近藤さん 企業のブランド展開においては、企業イメージ主体の「コーポレートブランド」と
製品イメージ主体の「プロダクトブランド」という考え方をします。
津市では今、うなぎや津ぎょうざなどプロダクトブランドに相当する方面で
PR活動をされていますね。
それもとても大事なことですが、津市そのもの知名度向上のためには「津ってこんな街」という
コーポレートブランドにも重点を置いてPRすべきだと思います。