2012年1月の記事一覧

心を癒す間伐材商品のご紹介です。

  市内にある中勢森林組合さんから、間伐材の杉を使った商品見本が届きました。

  こちらの利休箸(普段使い用)を、昨年の日本橋イベント時にノベルティとして来場者に配布したのですが、3日間で用意した1000膳があっという間になくなる人気商品でした。

  本日ご紹介する商品は、すべて東京事務所で実際にお手にとってご覧いただけます。

chusei3  ストラップ各700円、コースター各200円。コースターは希望によりレーザー加工可能です。

chusei1  左から、お箸入れ2300円、携帯箸(箸袋つき)500円、黒芯お箸3膳入り200円、利休箸5膳入り200円

  写真にはありませんが、普段使い用の利休箸20膳200円も別途あります。

chusei2  お箸入れはマグネットでフタが閉まるようになっています。 

  いずれも大量注文の場合は数量・値段応相談。

  お問い合わせ・ご注文は

    中勢森林組合(059−262−3020)

    津市白山町南家城915−1  chusei@ztv.ne.jp までどうぞ!

「最後の審判」 ミケランジェロ が解説されていました。

20120130_picture  バチカンにあるシスティーナ礼拝堂天井に描かれたフラスコ壁画、ミケランジェロが老年、5年の歳月をかけ独力で描き上げた有名な作品「最後の審判」の一部です。

  先週は偶然というか、先々週末(1/21)テレビ番組「美の巨人たち」での名画探訪がミケランジェロの「最後の審判」、それを見た先週(1/24)には日経新聞(文化36面)で同じ作品が解説されていました。残念ながら、バチカンの本物を見たことはありませんが、きっと圧倒される作品に違いないでしょうね。

  中央に座するイエスは、それまでに描かれてきた多くのイエス像(痩せ細った)とは違って美しい肉体美を持って描かれ、それまでの宗教画とは一線を画したルネッサンス時代の人間の美の躍動を感じるものです。同じ天井画にある「アダムの創造」を描いた部分、神が初めて作った人間であるアダムの姿は「最後の審判」のイエスとそっくりとも解説されていましたので、本物を見にバチカンに行ってみたいものです。それにバチカン美術館は外せませんね。

  バチカンを舞台に、新教皇が選ばれるコンクラーベでの大事件サスペンス小説「天使と悪魔」(ダン・ブラウン著)にも、バチカン広場やサンピエトロ寺院が描かれていますので、小説の雰囲気を実体験で味わうにもやはり行かないといけませんね。

20120130_shinkiya  さて、本日も本市お菓子の紹介です。「昔を偲ぶ」という意味を込めて名づけた銘菓「野辺乃郷」、抹茶の香りが醸し出す優美な味わいをお楽しみいただけます。

  お求めは、「新木屋菓子舗」  津市久居本町1387

                                 TEL:059-255-2527 まで。

 

 

お客様 (津市ふるさと元気大使 山名さん)

  先日、津市の「ふるさと元気大使」である山名俊介さんがお見えになりました。

  山名さんはバイオマス関連にお詳しく、精力的に活動なさっておいでですが、津市の「シティプロモーション事業実行委員会」の委員長としても飛び回ってくださっています。ありがたいことです。

  山名さんのお話を聞いていますと、人と人とのつながりの大切さを感じます。yamana1

  この日は、来年度の都内イベントの情報をお持ちくださいました。

yamana2  来年度も積極的に、山名さんともども津市のPRをしていけたらいいなと思っています。

青は藍より取りて藍よりも青し

20120126_DIET  今第180回国会で野田総理が演説された中に、燕の昭王「まず隗より始めよ」のことわざが使われていたのが印象的です。やまとことばについてもそのように感じますが、ことわざを声に出した時に、その言葉のもつ音律と発してくる力を感じるようです。

  ことわざの数はどれほどあるのでしょうか。ネットで調べて...それらしいものは、43,000語載っている本があるということなのですが、凄い数です。でも、その中で、知っている語数というと、小生は数個しか直ぐには思い出せません。

  「青取之於藍而青於藍 冰水爲之而寒於水」 出藍の誉れという荀子の勧学篇第1での有名な一節ですが、”青は藍より出でて藍より青し”とか”青は藍より取りて藍よりも青し”と言われます。漢文を習った時からとても好きなことわざで、その意味するところもそうですが音色と旋律でしょうか、心の琴線に触れる言葉です...日本語はとてもいいですね。

  世界の中できれいな響きを持つ言葉はフランス語と聞いたことがありますが、やはり日本語もきれいな響きを持つ言葉と思います。

  さて、ひらがなでの店名を持つお店はとてもたくさんありますが、本市物産振興会に加盟するお店「ちとせ」もそのひとつです。漢字で書くと「千歳」「千登勢」等々でしょうか。

20120126_titose  豊かな緑に育まれた本市美杉町、その四季折々の自然の恵みをもとに手作りした商品(山椒みそ、ゆずみそなど)を揃えています。季節料理もありますので、お近くにお越しの際はお立ち寄りください。

  四季折々の手作り料理「ちとせ」  津市美杉町八知5449

                                        TEL:059-272-0003

 

 

“CDS”を理解しようと...

20120125_newspaper  始業時間前には、主な見出しなどサッと新聞に目を通します。経済欄は興味深く読んでいますが、難しい用語に引っ掛かることがあります。何となく理解しているようで、その実、本質まで理解していないことがたびたびあり、小生、もっと勉学しないといけませんね。

  よく出てくる”CDS”(クレジット・デフォルト・スワップ)という用語、リスクヘッジとして国債関係の記事によく引用されてきますが、プライシングははてどのように決定されるのか。デリバティブの数理ではよく確率微分方程式を解かないことには進めず、そうした視点でCDSを理解しようとすれば数学や物理学の知識を改めて思い起こす必要があり、大変です。かの有名なブラック・ショールズモデル、教養として理解しようと参考書を片手に...偏微分方程式を解く過程で、フーリエ積分や熱伝導方程式など昔の記憶を辿りながら、忘れていることが多いですね。(すらすらと理解できる方が羨ましいかぎりです。)

20120125_cake  さて、難しい物理や数学は論外の味覚もの、古代米を使ったロールケーキを紹介します。

  榊原温泉女将の会が推奨する、もちもち食感のケーキ「榊原の古代米ロール」です。このほかに、期間限定で、櫻餡の上品な味の「糸さくらロール」(春限定)と柚子餡の爽やかな味の「青山高原風ロール」(夏限定)があります。

  お求めは、ケーキショップ「ボンマルシェ

              津市久居新町1091-3 電話:059-256-3366 で。

 

ブラックスワンが隠れているのでしょうか。

20120124_bswan  「ブラックスワン」、地方行政にも危機管理に備える教訓でしょうか。

  書店めぐりで読みやすそうな新書を探すのも楽しいものですが、「ブラックスワン降臨」(手島龍一著)なるものに目が留まりました。

  「9.11-3.11インテリジェンス十年戦争」という副題がついていましたので、興味深く、いつもの調子で立ち読みにて目を通してしまいましたが、やはりじっくりと読むべき書籍ですね。その出現を予測できない異常なものの出現したときに備えてどう対処していくべきか、小生にはレベルの異なる世界の感もありますが...心しておくべきものです。

  思い起こすに、少し前に「ブラックスワン」(ナシーム・ニコラス・タレブランキング著)が注目され、その著書の中で、確率論や従来からの知識、経験では到底予測できない極端な現象が発生し、その現象が人々に多大な影響を与えることを総称して「ブラックスワン」と呼びました。デリバティブやリスクヘッジなど高度な確率微分方程式による金融工学が効かない状況しかり、ロング・テールや巨大地震予測など...カオスフラクタルなど複雑系の不確実性を扱う理論がありますが、そうしたものをもってしてもやはり困難なのでしょうね。

  著者タレブランキングは「ブラックスワン」の中で、”複雑系の理論で白鳥がみんな白くなったりはしない。複雑系の理論は白鳥を灰色にする。灰色にしかならない。”と述べるくだりがあり、示唆に富んだ言葉であると感じた小生です。

20120124_shingetu  さて、 白(黒)鳥とは関係ありませんが、季節を彩どる和菓子の紹介です。

  銘菓「月下美人」という少し凝った、上質なホワイトチョコレートで餡を包み込んだ一口サイズのお菓子です。淡い色調の包み紙で包装されていますので、先ずは外観を愛でた後に、お味をお楽しみください。

  お求めは、銘菓創庵「新月」 津市本町6-8

               電話 059-227-8846  で。

大寒を過ぎ、厳しい寒さの峠ですね。

20120106_snow  大寒にまけじと老の起居かな (高浜虚子、『ホトトギス』) 

  大寒(1/21)を過ぎ、1年で最も寒い気温をつぎの立春の間に観測するところが多いようです。年明けの小寒から先週までとても寒い日となりましたので、晩冬の候、大寒過ぎの更に寒い日に備えて日々精進しないといけないのかもしれません。

  明るい方に見方を変えれば、大寒の初侯では、「款冬華」(ふきのはなさく)、”ふきのとう”が蕾を出す時期となっていますので、陽だまりの場所に新芽の”ふきのとう”を探すことができる趣きある時期を喜べるものです。また、厳しい寒さなればこそ、それを利用した日本独自の食物(寒天、酒や味噌など)を仕込む時期にもあたりますので、とても重要な時期でもありますよね。

  さて、本市酒造がこだわった寒仕込み日本酒のいくつかを紹介いたします。 

20120123_osake  「百聞は一見にしかず」の諺、一献傾けてみられてはどうでしょうか。また、おちょこ以外のシャレた楽しみ方も是非、事務所までお教えいただけるとうれしいです。

  「寒紅梅」(寒紅梅酒造 株式会社

    寒中に紅色の八重の花を開く梅の名前をいただいたお酒です。

  「初日」(株式会社 油正

    お正月のめでたい初日の出の名前をいただいたお酒です。

 

雪が降る寒い日、体の中から温まろう♪

  都心では例年より17日遅い降雪とのこと、でも寒い日が続きますね。

  こんな日は温かいものをいただきたくなります。

  東京事務所にお見えになるお客様や上京者の方々には、少しでもホッとできるスペースをご提供できたらと思っているところです。

  お飲み物は季節に応じてですが、お茶・コーヒー・紅茶などをお出ししています。今シーズンは梅こぶ茶も試しています。

 

  市内のお茶も、おいしいですよ。

☆(有)よこや製茶(TEL0120−21−3081)ocya

津市美杉町竹原1051

http://www/yokoyaseicha.com/

☆菅尾製茶工場(TEL059−272−0201)

津市美杉町竹原1684

☆伊勢地製茶 敬樹園(TEL059−274−0688)

津市美杉町石名原2406

☆長谷川製茶(TEL059−262−0132)

津市白山町二本木588

☆日置製茶工場(TEL059−274−0005)

津市美杉町川上314

 

  お家で コタツに入って暖まりすぎたら、こんなものはいかがでしょうか?

☆ミルクパレット(TEL059−246−7521)手作りアイスクリーム 

津市一色町291−5

http://www/milk-palette.jp/milk-palette

☆赤塚(TEL059−230−1310)健康飲料パイロゲン

津市高野尾町1863−1

http://www.akatsuka.co.jp/akatsuka

 

注:東京事務所には、コタツはありません(^^;)

七福神と宝船で今年も福を!

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  今年の開運にと意を決して、先週末は麻布の七福神+宝船の8つの神社等を巡ってきました。

  布袋尊(久国神社)から巡り始め、福禄寿(天祖神社)、壽老神(櫻田神社)、毘沙門天(氷川神社)、大黒天(大法寺)、宝船(十番稲荷神社)、恵比寿(熊野神社)、そして最後に弁財天(宝珠院)、思うほど時間がかからずに全部を巡ることができ、身近な散策風で健康にもとても有り難いものでした。さらに、これで今年の福の御利益を賜れば、願ったりかなったりです。

  調べてみると、麻布のほか都内には、深川や日本橋など数多くの七福神巡りのコースがあるとのことですので、全てのコースを完遂するにはどれ程の月日がかかるのでしょね。ただ、本市には七福神巡りがありませんので、少し残念です。

  また、七福神は、「家内安全・商売繁盛・縁結びなど人々の様々な願望に応えて、人々に幸福をもたらす神として古くから信仰の象徴である。」とされ、また「七幅」とは、「七難七幅」という語に由来し、七体の福神を取り揃えたのが、七福神の始まりとされているとの事で、縁起等々いろいろな事項を調べると結構奥深いものがあるようです。

20120119_seikando  さて、お菓子に名づけられた名前が「不老柿」、これをいただくと何かしら”ありがたい”ものを感じますね。

  栞には、「母の手で吊るしたまえり 不老柿」。本市の老舗「清観堂」が贈るニッキ(※)を加味した焼き菓子で、干し柿の形に似せて作られています。外側はカリっとさっくり感、中の黄身餡はしっとりしたものでとても美味しいですよ。

  有限会社清観堂  津市東丸之内20-1

                     TEL:059-227-6388  

  P.S. ニッキとシナモンとは近縁の香辛料で、ちょっと辛味のある刺激的な香りのものが”ニッキ”、これに対してさわやかで上品な香りのものが”シナモン”と区別されていました。 

星はすばる...澄んだ冬の夜空に趣きがあります。

20120118_subaru  「星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし。尾だになからましかば、まいて。」

  有名な枕草子のくだり。 冬の凍てつくようなとても寒い日、澄んだ空気のお陰で冬空に星々が綺麗に輝いているはず...ですが、都会の「光害」のせいでしょうか、プレアデス星団はうまく見えません。シリウスはとても明るいので、山手線の外側では何とか見えます。

  星々や宇宙は昔からロマンを与えてくれます。神話と星座、新星爆発やダークマターなど...そういえば、昨年、「宇宙の膨張速度が速まっている」ことを見つけたソール・パールマター博士(米ローレンス・バークリー国立研究所)ら3名にノーベル物理学賞が授与されたのは記憶に新しいものです。また、とても巨大なブラックホールを持つ最も遠いクエーサーが観測されたのも昨年でしたね。

  さて、芸術の中にも悠久の時間と神秘を感じ取ることができるかもしれません。

20120118_handeishi  冬の茶碗を中心とした川喜田半泥子の茶陶と書画展が本市「石水博物館」で開催されています。粋人、半泥子の芸術作品が数多く展示されていますので、近くにお越しの際は、お立ち寄りください。

  作品展の概要は、こちら からご覧ください。 

  アクセスは、こちら で。

 

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