2012年2月の記事一覧

2月29日、今日は、うるう年の価値のある一日です。

20120229_olympic  今年は「うるう年」、2月29日は4年に1度しか巡ってこないとても貴重な一日です。大切にしないといけないと思っていましたら、都内は雪降りのとても寒い朝を迎え、2月29日かつ「雪の日」は記録に残るかもしれません。

  オリンピックの開催される年でもありますので、本市出身、ふるさと元気大使の吉田沙保里選手「ガンバレ」・・・今から応援に力が入りますね。

  さて、うるう年の「うるう」は「閏」と書きますので、はて、どんな意味があるのかということで調べてみました。

  すると、「『閏』の語源はというと、字を見れば分かるように、『門』と『王』から成っていて、それは王が門の中に居る状態を表している。」...なるほど。

  「中国では、太陰暦(旧暦)を採用していたが、閏月があった。その閏月のときは、王は門から出ずに、政務を行わないことが習わしであった。それで『閏』という漢字が生まれた。」との事、そうするとこの日は休日ということになりますが、そうはなっていないのが現実ですね。

20120229_tokei  「うるう」という枕詞がつくのには、「うるう秒」というものもあります。1日を1秒長くするために挿入されるもので、数年に1回行われますが、今年7月1日午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に午前8時59分60秒を入れると(独)情報通信研究機構が先月末に発表いたしました。この「うるう秒」については、国際電気通信連合が将来的に廃止するということで議論がなされていますが、どうなることでしょう。

学生のみなさん、気軽に津市東京事務所をご活用ください。(再掲)

20120221_university  就職活動や受験などで上京される学生のみなさん、津市東京事務所をご活用ください。

  「東京では知っているひとがいなくて心配だな。」、「会社説明会までの時間をどこで過ごそうかな。」などなど...思ったら、そうだ、津市東京事務所があるじゃない...とふと思い出していただけると有り難いです。

  当事務所は平河町にありますので、東京メトロ「赤坂見附駅・永田町駅」(丸の内線、銀座線、南北線、有楽町線、半蔵門線いずれか) から徒歩10分もかからずにお越しいただけます。

  当事務所は、主に本市シティプロモーションの首都圏営業本部として活動しているほか、本市と国立大学法人三重大学との連携協定に基づき「三重大学東京連絡所」とも位置付けられていますので、三重大学の学生のみなさん、どうぞ気遣い無用にて当事務所をどんどんご活用いただきたいと思います。

  すべてのご要望にお応えすることはできませんが、飲み物やお菓子少々、FAXや電話、インターネットによる情報収集などもできる限りお手伝いさせていただけると思います。

  もちろん、市立三重短期大学や私立高田短期大学の学生のみなさん、津市在住のみなさんも同様です、どうぞ気兼ねなく当事務所をご活用ください。

  でも、少しお願いごとがあります。

20120221_office  当事務所の執務時間は”午前9時〜午後5時45分”のため、さすがに、早朝のとても早い時間や深夜はご容赦ください。しかし、職員の誰か(小生)は通常ですと朝8時前には出勤していますので、事前に電話等でご連絡いただければ、少しは時間の融通ができると思います。それでは、ご連絡等をお待ちしています。

  津市東京事務所  東京都千代田区平河町2-4-1 日本都市センター会館11階

                         TEL:03-6672-6868  FAX:03-3373-4143

                         Email:03-6672-6868@city.tsu.lg.jp

  ※ 東京メトロ:丸の内線、銀座線、南北線、有楽町線、半蔵門線 いずれかで。

室町期の名園が残る「北畠神社」

20120220_itsukusima  NHK大河ドラマ「平清盛」が放映されていますが、栄華を誇った清盛が建立した「厳島神社」は素晴らしいものです。

  平家物語「祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらは(わ)す。・・・」のくだり、安徳天皇を頂点にあれほど栄華を誇った平氏もいずれ衰退してしまいますが、その時代の権力者がいればこそできた大事業は後世に残る世界遺産でもありますね。

  さて、厳島神社ほどメジャーではありませんが、本市にも南北朝時代より栄華を誇った公家、北畠氏の館跡が美杉町にあります。

20120220_kitabatake  20120220_takiginou 奥一志の多気御所として栄華を誇った伊勢国司「北畠顕能(あきよし)」を祀るゆかりの神社「北畠神社」境内にある史跡で、枯山水と池泉回遊式を組み合わせた室町期の庭園が室町時代の貴重な文化遺産として国の名勝、史跡に指定されています。境内で夏場に催される「霧山薪能」も見応えがあり、木々に覆われた草原の中で繰り広げられる幽玄の世界を堪能することができます。

  北畠神社 津市美杉町上多気1148

               TEL  059-275-0615 

  ※ 神社へのアクセスは、車にて、伊勢自動車道・久居インターより県道久居美杉線経由約60分です。
  

ぶらり、銀座三越にて「美し国 三重フェア」(2/26 Sun. まで)開催中です。

20120224_syokuzai  三重で人気のある味わいや自慢の食材などなど...銀座三越にて食のオンパレード開催中です。

  何といっても本市のPRが真っ先ですので、(株)まつぜんフードサービス「津ぎょうざ」が地下2階ギンザデリカパークで出品。

20120224_gyouza  松阪牛肉をふんだんに使ったジューシーでボリューム満点、直径15cmの大きさのある揚げ餃子が、1個399円にてお召し上がりになれますよ。この他、冷凍の津ぎょうざをパックにした”ランドセルバージョン”は、これぞ給食の献立!という雰囲気で手土産にもオススメ。

  >>>  GINZA 「美(うま)し国 三重フェア」

  >>>  2.21(火)〜2.26(日)

  >>>  銀座三越 地下2階・地下3階 ギンザフードガーデン 

  主な食の出品は次のとおりですが、この他にもたくさん出品されていますので、お目当ての食材をこの期間にゲットしてください。

  > 苺「かおりの」…大きな果実、爽やかな味わいのある新品種

  > 松阪牛と赤福…ブランドですので脚注はしません。

  > エスカルゴ・ブルギニョン…ワインや香味野菜、特性バターの豊かな風味のあるエスカルゴ

  イベントもの一押しは、2/26(日)14:00-と16:00-に注目。

  地下3階フラッシュマルシェにて大口志摩市長自らの鮮魚解体ショー、必見です。魚屋を営んでいた経験を持つ市長の鮮やかな包丁さばきをご覧になれますよ!

 

 

伊勢詣の街道に出会うところ、津市。

20120219_isejingu  平成25年は伊勢神宮の式年祭。

  古くから伊勢参拝は一生に一度は詣でたいもの、また、江戸時代には伊勢神宮の参拝前に湯を浴びて心身を清めた「ななくりの湯」(現、榊原温泉)があるように、伊勢参拝をする人々が行き来した街道が市内あちこちに通っています。この街道を通って、どれほど多くの人が行き来したことでしょうか、そんな想いを馳せながら、昔ながらのたたずまいや雰囲気を感じていただくのも楽しいものです。

  本市には、伊勢街道、香良洲道、伊勢別街道、伊賀街道、初瀬街道と伊勢本街道の6つの古い街道が今も残されています。それぞれの街道について少し注釈させていただくと、

20120219_nabana  伊勢街道は、伊勢湾沿いに伊勢神宮まで南下していく道で、険しい峠越えもなく歩きやすい街道です。

  香良洲道は、伊勢街道と分岐し、香良洲へと続く道「からす詣らねば片参宮」と呼ばれ、香良洲神宮を経由する街道です。

  伊勢別街道は、東海道「関宿」と伊勢街道「江戸橋」を結ぶ道で、江戸時代には京都方面からの伊勢参拝の人で賑った街道です。

 伊賀街道は、藤堂高虎公が治めた津城と伊賀上野城を結ぶ長野峠越えの道で、  20120219_sekihi  江戸時代には津藩の最も重要な官道としての街道です。

  初瀬街道は、京都・大阪方面から青山峠を越えて伊勢に至る道で、平坦で歩きやすい街道です。

  伊勢本街道は、大阪から伊勢へ向かう最短の道で、途中にある多気(現在の美杉地区)は、伊勢国司「北畠氏」の本拠地として栄えた街道です。

  以上、簡単な説明ですが、実際に街道を歩いていただき、その良さを是非体感していただければと思います。

  街道の歩き方や見どころなどなど、詳しくは、

     (社)津市観光協会 TEL 059-246-9020 までお尋ねください。

 

0171...ことば遊びは面白いものです。

20120222_moji  「色は匂へど散りぬるを我が世誰ぞ常ならむ有為(うゐ)の奥山今日(けふ)越えて浅き夢見じ酔(ゑ)ひもせず」。

  いろはにほへと・・・異なる”かな”47文字から作り出された「アナグラム」の傑作、そして「完全パングラム」ですよね。異なる文字の配列を選ぶことのできる並び替え方は、47!(階乗)ですので、この中から、このひとつの意味ある組み合わせを選びだせた才能は素晴らしいものです。

  アナグラムとは、言葉の文字の並び順を入れ替えて、別の言葉にすることば遊びのことです。以前、小説「ダヴィンチ・コード」(ダン・ブラウン著)の中に暗号ものとして数多く登場していたのが記憶に新しいと思います。また、パングラムは、すべての文字を、なるべく重複が少なくなるように作った短文の言葉遊びのことです。

  ことば遊びはこの他にも「語呂合わせ」が、文字を他の意味あるものに替えたり、電話番号や暗証番号など暗記する時によく使われています。東京スカイツリーの高さが、634m:武蔵(むさし)の国から...なんてのも有名ですよね。

  ちなみに、標題の”0171”は、「おいない」と発音すると先輩から教わりました。

  本事務所が運用するホームページのキャッチフレーズ「おいない伊勢の国」の「おいない」の語呂合わせですが、京都弁では「いらっしゃいませ」、本市が位置する地域(三重県辺り)の方言では「こちらに来てください」という意味でよく使います。また、「おいない」は「老いない」(不老の)とも当て字をすることができますので、最初に開設した方がそこまで深く考えていたのかは...わかりません。

 

 

 

梅のほのかな香りの季節になりました。

20120215_ume  梅一輪 一輪ほどの あたたかさ (服部嵐雪)

  2月中旬は早梅の季節ですが、南向きの陽だまりを探すと梅の花を見つけられるようになりました。立春を過ぎ長くなった陽の光を浴び、梅の花が一輪ずつ咲くにつれて、少しずつ暖かくなってくる情景が目に見えるようですね。また、梅の花が一輪、凛として咲いている風情もこの句には感じます。

  現代では花といえば、代表的には”桜”を指すものですが、古来、奈良・平安時代初期では花といえば”梅”の花であったと聞き及んでいます。では、いつ頃から”梅”から”桜”にと移りかわってきたのでしょうか。

  「奈良時代は和歌などで単に『花』といえば『梅』を指していた。万葉集においては梅の歌118首に対し桜の歌は44首に過ぎなかった。」(Wikipediaより)とあり、また、古今和歌集の中では”桜”の歌が”梅”の歌を上回るものの、依然として単に「花」と詠うと”梅”を示していたということですので、新古今和歌集が編まれた鎌倉初期からのように思いますが...。

20120215_ume1  さて、国内にはたくさんの梅の名所がありますが、本市にある結城神社(津市大字藤方)の”しだれ梅”も一見の価値がある見物です。約350本程の”しだれ梅”が神社境内いっぱいに咲き誇り、2月中旬から3月中旬の梅まつりの時期には県内外から大勢の花見客が訪れる絶景の観光名所です。
  結城神社は、後醍醐天皇を奉じて「建武新政」の樹立に貢献した結城宗広公が祀られ、古くから結城の森として「結城塚」とか「結城明神」とよばれてあがめられています。

  結城神社 津市大字藤方2341

               TEL 059-228-4806(社務所)  

  ※ 近鉄、JR津駅下車三交バス所要時間約20分

津市から上京される学生のみなさん、当事務所をご活用ください。

20120221_university  就職活動や受験などで上京される学生のみなさん、津市東京事務所をご活用ください。

20120221_graduate  先週のNHK番組で、三重県から夜行バスを使い、東京に就職活動に上京された学生の方が、「会社説明会までの時間をどこで過ごそうかと考えています。」とインタビューで答えられていました。

  まだまだPR不足をひどく痛感いたしましたが、当事務所は、主に本市シティプロモーションの首都圏営業本部として活動しているほか、本市と国立大学法人三重大学との連携協定に基づき「三重大学東京連絡所」とも位置付けられていますので、三重大学の学生のみなさん、どうぞ気遣い無用にて当事務所をどんどんご活用いただきたいと思います。

  もちろん、市立三重短期大学や私立高田短期大学の学生のみなさん、津市在住のみなさんも同様です、どうぞ気兼ねなく当事務所をご活用ください。

  でも、少しお願いごとがあります。

20120221_office  当事務所の執務時間は”午前9時〜午後5時45分”のため、さすがに、早朝のとても早い時間や深夜はご容赦ください。しかし、職員の誰か(小生)は通常ですと朝8時前には出勤していますので、事前に電話等でご連絡いただければ、少しは時間の融通ができると思います。それでは、ご連絡等をお待ちしています。

  津市東京事務所  東京都千代田区平河町2-4-1 日本都市センター会館11階

                         TEL:03-6672-6868  FAX:03-3373-4143

                         Email:03-6672-6868@city.tsu.lg.jp

  ※ 東京メトロ:丸の内線、銀座線、南北線、有楽町線、半蔵門線 いづれかで。

100年前のピアノが奏でる音楽

20120216_piano  ここしばらく行けなかった横浜西洋館で演奏されるミニコンサート。洋館の客間やサロンで演奏される雰囲気が特に味わい深く、ヴァイオリンやピアノから醸し出される響きに耳を傾けながら暫く時間を忘れてしまいます。

  写真は、100年前に製造されたピアノ(ブラフ18番館)、このピアノ、調律が現代のピアノより余計に必要で、音色もかなり癖があるとの事。先週末は、交響曲No.3変ホ長調「英雄」(ベートーベン)作品55第1楽章より、から始まり、オペラ「ドン・ジョバーニ」(モーツァルト)K.527よりアリア「あのひとでなし」、オペラ「カプレーティ家とモンテッキ家」(ベッリーニ)よりジュリエッタのアリア「ああ幾たびか」・・・など、ピアノと声楽を聴きながらも、少し違ったピアノの音を楽しみ深く聴かせていただきました。

  古典派からロマン派の作曲家は、このような古いピアノで当時作曲していたのだろうかと...そう想像しながら聴くのもまた一興ですね。

20120216_isemomen  さて、現在風の新しい感覚ものもいいですが、昔から伝えられた伝統芸に支えられた工芸品も格別です。そんな伝統工芸品のひとつに「伊勢もめん」があります。

  江戸時代から本市に伝わる伊勢木綿は、その柔らかさから、しわになりにくく、使えば使うほど馴染む伝統の技でできたものです。

 お求めは、 臼井織布株式会社 津市一身田大古曽67

                                        TEL  059-232-2022  でどうぞ。

 

 

綺麗な花をいただきました。

20120216_shikuramen  花の下部に赤色が少し残るピンクのシクラメンをいただきました。

  冬に楽しめる花といえば、シクラメン、水仙、ブルーデイジー、パンジーゼラニウム、リナリア、ビオラ、クリスマスローズやクレマチス・ウインターベルなどといったところでしょか。

  綺麗な花が余りないこの季節に、とても存在感のある贈り物として、鉢植えのシクラメンを四日市市東京事務所から頂戴いたしましたので、早速、事務所に飾らせていただいています。最初は水のあげ方が分からず、萎れそうになりましたが、たっぷりと水を与え、少し涼しいところに移動したところ、今では、活き活きとして事務所があでやかになった心持がします。やはり、花をいただいた折、同時に育て方を一緒に聞いておくものですね。

  やはり、花が近くにあるのはいいですよね。

  シクラメンの花言葉はと言うと、赤色の花が咲くのものは「はにかみ、きずな、愛情」、白色のものは「嫉妬、思いやり、緻密な判断」、そしてピンク色は「憧れ、内気、はにかみ」との事。今回いただいた花の色は主がピンク、ただ赤が少しまじっていますので、さしずめ「憧れを内に秘めたはにかみ屋さん」でしょうか。

  平河町辺りにお越しの際は、事務所(日本都市センター会館11階)にお立ち寄りください。このシクラメンを観ていただきながら、本市に関わるいろいろな想い出などお話を聞かせていただければ幸いです。

  冬の季節、梅の花と雪とを詠んだ和歌がありました。 

  うめのはな それともみえず ひさかたの あまぎるゆきの なべてふれれば (よみびとしらず)古今和歌集

P.S.  みなさま、気軽に事務所をお尋ねください。観光PRパンフレットや広報津などの冊子は概ね取り揃えています、また、本市のPRグッズ(試供品)も少しばかりございますので、遠慮なくお申し出ください。
 

 

 

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