おいない伊勢の国 - 津市東京事務所

  今日は雑節の『二百十日』、早いもので立春から数えて210日も経ってしまいました。昔、祖父母に『台風が来て、天候が荒れる日』と教わったようで、それにしてもそのとおりに台風が来た時はあまり記憶に残ってはいませんが、季節の節目となる時季であることは確か、なんとなくそのような気がするものです。

  昔から、この時季には稲が実を結ぶ大事な時、ちょうどこの時季に台風が多く日本列島を襲い、農作物が被害を受けてしまう厄日とか荒れ日などと言われています。でも、天気予報が昔と違って著しく発達した現代では、台風の動きそのものをかなり正確に予測することができますので、210日に天候が荒れる日になることもわかるようになってきましたね。

  また、210日前後で、農作物を風害から守るための祭り『風祭り』が行われるようで、『風の盆』で有名な越中八尾（富山県婦負郡八尾町）の『おわら風の盆』として知られる風祭りも、かれこれ300年以上の歴史もあるようです。ちょうど、明日9月1日から3日ですので、行ってみたいですね。 

  それと今日8月31日は忘れられない日、今から15年前のパリ、パパラッチに追っかけられ、リッツ・ホテルからベンツで逃避している途中、市内のトンネル内で交通事故を起こし、ダイアナ元妃（Diana, Princess of Wales）は36歳でその短く、艶やかな生涯を閉じられました。そうなんです、きっとみなさんの記憶に瞬く間に甦ってきていると思いますが、トンネル内でぐしゃぐしゃになった車をテレビで報道していましたし、その後の、ダイアナ元妃の国葬にイギリス国民は無論、世界の多くの人は涙したものです。また、事故死が陰謀であったとか？いろいろな説が実しやかに囁かれました。でも、真相は今だに誰もわかりませんが、そっと秘密のままで置いていてほしくもあります。

  さて、みなさん、『かんこ踊り』をご存知でしょうか？

 『かんこ踊り』は、踊り手が大きなかぶりものや背にかつぎもののいでたちで、胸に『かんこ（羯鼓）』と呼ばれる締め太鼓を下げながら、その太鼓を両手のバチで打ち鳴らして踊る芸能です。

  三重県では多くのところで舞われていますが、本市美里地域で行われた『かんこ踊り』の写真をお楽しみください。

  美里かんこ踊りの様子は、　こちら　から。

  都内20日以上の連続した猛暑日と熱帯夜が続いていると報道されていました。今年もまだまだこの残暑の厳しさが勢い止むにはあとどれ程でしょうか。季節は夏の終わりですので、自然のシャワー、夕立ちを期待してみようと思いますが、なかなかそう上手くはいきません。ただ、日中は陽光が厳しいとはいえ、朝夕には少しづつですが過しやすくなってきましたね。

  季節を先取りしてみるのも、気分的なもので涼しくなるかもしれません。秋の七草に数えられるもののひとつ『桔梗』がそろそろ咲き出すかなと．．．秋の草花ですが、晩夏の頃から咲き出しますので、ひょっとすると気の早いものは既にお目見えしているかもしれませんね。みなさんの庭で咲き出していましたら、教えていただければ有り難いです。

  桔梗は英語で『Balloon Flower』、そう、直訳すれば『風船花』です。蕾が風船のようにふっくらとしていますので、そう呼ばれているのかと思いますが、確かに愛らしくほっぺを膨らませたような姿ですね。ちゃめっけでその蕾をそっと押してみるとポンとはじけるのではないかと．．．はじける時にどんな音がするのでしょうね。

桔梗の花　咲くときぽんと　言ひそうな　（加賀千代女）

  夕方の淡い陽の光の中にもその花の見事さを詠ったものがあります。万葉集に『朝顔』として詠まれた花は、実は『桔梗』であるとする説が有力です。

朝顔は 朝露負ひて 咲くといへど 夕影にこそ 咲きまさりけり　（万葉集、よみびとしらず）

  さて、今週28日、故郷である本市で行われた、吉田沙保里選手（女子レスリング55Kg級）の五輪3連覇凱旋パレードの総括数を報告しないと締めになりません。その模様は、TBSテレビ11：55『ひるおび！』の中で実況中継でも取り上げられていましたが、観客数は総勢5万人でした。

  本市HPに掲載された写真で、感動ふたたび、その盛り上がりをご覧いただけます。

  公式発表数字（観客動員数）

  凱旋パレード：5万人、　一志地元報告会：5千人、　県民・市民報告会：2千人

  玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする

  和歌を少し調べていた時に、そういえば．．．有名な恋歌があったなと思い出しました。小倉百人一首に収められている恋歌43首のひとつ、後白河上皇の皇女の式子内親王が詠んだ歌です。

  直訳すると『命よ、絶えるならば絶えてしまえ』といったとても強烈な歌い出しで始まりますが、『忍ぶ恋』という題で歌を詠んだ題詠です。内親王は、皇女として生まれたがために自由な恋愛など出来るわけもなく、秘めたる強い想いがこの有名な歌を生んだのでしょうね。一説によると、内親王が想像の相手方を想って歌を詠んだのではなく、歌の師である藤原俊成の子、藤原定家（撰者）と恋に落ちていた現実があったともいわれています。それにしても、何と苦しい心の内かと．．．でも、『忍ぶ恋』がヒシと伝わってきますね。

忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人のとふまで（平兼盛）

  これはずいぶんと軽いものでしたが、百人一首で忘れてはならないものがありました。

瀬を早み 岩にせかかる 滝川の われても末に あわむとぞ思ふ（崇徳院）

  さて、今日は、本市にある恋のパワースポットの一つを紹介します。

  榊原温泉のエリアにある『温泉の神様をお祀りする神社』、射山神社（津市榊原町5082 TEL:059-252-0017）です。大己貴命（おおなむちのみこと）も祀られていることから、『恋の明神』としても、知る人ぞ知る恋のパワーアップができるところですよ。  

＜アクセス＞　電車：近鉄榊原温泉口駅から三重交通バスにて約10分

                   車 ：伊勢自動車道久居ICから約20分

   吉田沙保里選手（女子レスリング55Kg級）の故郷凱旋パレードの様子が実況放映されます。

  アテネ、北京、ロンドンと連続して金メダル獲得、3連覇の偉業を成し遂げた吉田選手が、今日、故郷『津市』の地で凱旋パレードです。市民の熱狂で、沿道にはもちろんたくさんの観客で埋め尽くされることでしょう、都内からその時間に駆けつける訳にはいきませんが、実況中継されるテレビを見ながら、吉田選手に心からエールを贈りたいと思います。 

  凱旋パレードの模様は、TBSテレビ11：55『ひるおび！』の中で取り上げられます。みなさん、見逃さずに！

  凱旋パレードは、本日12時〜12時25分に、市内国道23号（北丸之内交差点から岩田橋北交差点まで）で行われます。

   さて、これはかの有名な言葉です。

That’s one small step for a man, but one big step for mankind.

  人類史上初めて静かの海に月面着陸を成し遂げた人、アームストロング船長が亡くなられました。熱帯夜が続く都内ですが、夕方の空に昇る綺麗な月を見ながら、氏の冥福をお祈りし、暫し氏の功績をしのびたいと思います。

  その日、1969年7月20日（日本では21日）、月面に降り立った日をみなさんは覚えてみえますか？ まだ生まれてない方もいらっしゃるのではないかと思いますが、小生はその時、中学校の林間教室の最中、志摩金剛證寺（朝熊山）で級友と一緒の時でした。付き添いの先生方はテレビ放送をしきりと気にされている様子で、それもそのはず、アポロ打ち上げから始まり、人類が初めて月に降り立つという出来事ですから、よほど気にかかったのかもしれません。その日も月は出ていたような．．．月あまりよく覚えていません。

  月といえば、『秋』の季語、一年中出ているものなのに何故か秋となります。月の呼び名も上弦、二日月、三日月、夕月、待宵、名月、十六夜、立待月、居待月、臥待月、更待月などなど、その月齢にあったものとなり、とても風情あるものと思っています。同じように『虫の声』も秋の季語、蝉しぐれも心なしか治まってきたよう、夜半に耳を澄ませていると、どこからか虫の声を聞ける時期となってきました。もう秋もすぐそこに来ていますね。

月読みの 光に来ませ あしひきの 山きへなりて 遠からなくに　（湯原王、万葉集）

月見れば 千々に物こそ 悲しけれ 我が身ひとつの 秋にはあらねど　（大江千里、古今集）
 

  あの興奮をもう一度。銀座凱旋パレードの吉田沙保里選手（女子レスリング55Kg級）ひとりバージョンが本市内で明日行われます。

  沿道にはもちろんたくさんの観客で埋め尽くされることでしょう、それもそのはず、吉田選手はアテネ、北京、ロンドンと連続して金メダル獲得、3連覇の偉業を成し遂げています。あの体のどこにそれだけのパワーの源があるのか、また、精神的なプレッシャーも一般人が想像もできない程にあるはず、でも、それらを跳ねかえしてしまう吉田選手に心からエールを贈りたいと思います。 

  みなさん、凱旋パレードが行われる沿道から、お祝いの言葉を届けましょう！その待ちに待った凱旋パレードは、いよいよ明日に迫ってきました。

と  き  平成24年８月28日（火曜日）　12時〜12時25分  ※少雨決行

ところ  国道23号（北丸之内交差点から岩田橋北交差点まで）

  凱旋パレードに引き続いて、吉田選手の県民・市民報告会が、12時30分〜12時50分の時間帯で、津市まん中広場（津センターパレス南側）にて催されます。出席者（敬称略）は、吉田沙保里選手、吉田幸代（吉田選手母）、栄怜那（栄監督夫人）、三重県知事、津市長、吉田沙保里選手応援実行委員会会長です。なお、雨天時は市民オープンステージ（津センターパレス地下） での開催となります。

  詳しくは、市スポーツ文化振興部スポーツ振興課（TEL:059-229-3373）まで。

  さて、地下鉄の中でのほのかな香りは月曜日のブルーになりそうな気分を一蹴してくれます。

  香りもたくさん混ざると、それぞれの香りが自己を主張し出しますが、ひとつの香りは『香水』という名のとおり、嗅覚から幸せな気分が飛び込んでくるようです。余りよくは分かりませんが、今日、地下鉄で隣にみえた女性が身にまとった香りは柑橘系、何の香りまでは小生、経験不足で断定できません。でも、いい香り．．．朝からラッキーな出だしでした。

  そういえば、香りの遊び、そう呼んでは失礼かもしれませんが、『香道』がありましたね。茶道と似ている香道の作法や香席、でも、茶道ではどこそこの産など抹茶の種類は当てませんが、香道には『香りを聞き、当てる』という遊びがその中にありました。でも、香りを当てることが本旨ではなく、その香りそのものを味わい、楽しみ、香りによって醸し出されるものから自分の感性を磨き、自分を高めることですので、機会があれば挑戦ですね。

  さつきまつ 花橘の 香をかげば 昔の人の 袖の香ぞする　（古今和歌集、よみびとしらず）

  橘の 香をなつかしみ ほととぎす 花散里を たづねてぞ訪ふ　（光源氏）

  今日は、旧暦でいうところの伝統的な『七夕』の日です。

  夜の帳が下りる頃、織姫がちょうど満天の頂上付近にあり、たなびく天の川、その向かい側には彦星が位置しています。月は上弦の月、その月の帆に涼しい夜風を受けて星の船が漕ぎだします。万葉人が、恋歌を詠み、七夕を愛でたように、今日は星空を見上げて．．．少しだけ初恋の彼女の事を想ってみるのも許されるかもしれませんね。

天の川 安の渡りに 舟浮けて 秋立つ待つと 妹に告げこそ（柿本人麻呂）

我が背子に うら恋ひ居れば 天の川 夜船漕ぐなる 楫の音聞こゆ（柿本人麻呂）

  少し、長い歌ですが、山上憶良の七夕の歌を見つけました。

『彦星は 織女と天地の 別れし時ゆ いなむしろ 川に向き立ち 思ふそら 安けなくに 嘆くそら 安けなくに 青波に 望みは絶えぬ 白雲に 涙は尽きぬ

かくのみや 息づき居らむ かくのみや 恋ひつつあらむ

さ丹塗りの 小舟もがも 玉巻きの 真櫂もがも

朝凪に い掻き渡り 夕潮に い漕ぎ渡り 久かたの 天の川原に 天飛ぶや 領巾片敷き 真玉手の 玉手さし交へ あまた夜も 寝てしかも

秋にあらずとも』

  さて、夏もそろそろ終わりを告げる頃となっていますが、今年もそんな夏の夜に行われたなつかしい本市の行事のいくつかを写真でご覧いただけます。

  県の無形民俗文化財「宮踊り」の模様は、こちら　から。

※香良洲地区で、豊漁豊作を祈願する奉納踊りとして、8月15日の夜から16日の未明にかけて行われました。

  あのう「光れ！しかけ花火」祭りでのしかけ花火の模様は、こちら　から。

※8月15日、安濃中央総合公園内多目的グラウンドで祭りが開催され、地元安濃町内の小・中学生がデザインしたしかけ花火が綺麗に花を添えました。

  秋風はまだでしょうか、それもそのはず、今日は『処暑』です。

  処暑は、 暑さが峠を越えて後退し始める頃です。昼間は暑い日があるものの、朝夕は涼しい風が吹き渡り、気持ちのいい時期をこれから迎えられますので、そんな秋風が待ち遠しくもありますね。 でも、ここ一週間の天気予報によると、関東地域は残暑厳しく最高気温が33〜34℃以上、最低気温も25℃を下らない熱帯夜もあるということなので、処暑とはいえまだまだ夏日が続くという事でしょうか。ただ、来るべきものを待つ時間が長いほど、その有り難さをこの上なく感じるものなのに．．．ですね。

  仕事柄、夏の暑さに負けずと気分を引きしめて外回りも続けていますが、それでも日陰を選んで歩いている割には、汗があとからあとからと．．．気がついてみれば、まるで濡れ鼠状態です。そのため、先方を訪問するにも、汗を引かす時間をみないといけませんので、自然と時間に余裕を持たせるようにしています。そうでないと、見たままの汗びっしょりの状態ですので、まとまる話も外見でアウトとなってしまいそうですね。ただ、夏場の訪問は相手側もこちらの大変さに気をかけていただき、冷たい麦茶で迎えていただけるので、そんな思いやりに感謝しているこの頃です。

 そういえば、『安禅必ずしも山水を用いず、心頭滅却すれば火も亦た涼し』は快川紹喜（塩山恵林寺）の辞世の偈と言われています。『心頭を滅却できない』小生には、この『暑さ』は『涼しい』代物ではなく、早く過ぎてと願い、その後の心地よい秋風はずっと続いていてほしいという身勝手を言ってしまいそうですが、この言葉は、杜荀鶴（中国、晩唐の詩人）の詩から転句と結句を取ったものです。

-夏日題悟空上人院-（夏日悟空上人の院に題す）

三伏閉門披一衲（三伏門を閉ざして一衲を披る）

兼無松竹蔭房廊（兼ねて松竹の房廊を蔭う無し）

安禅不必須山水（安禅は必ずしも山水を須いず）

滅却心頭火自涼（心頭を滅却すれば火も自ずから涼し）

   さて、再度のアナウンス（市HPに詳細）になります。

  ロンドンオリンピック女子レスリング55Kg級の優勝とオリンピック３連覇の吉田沙保里選手（本市出身）の偉業達成を記念して、本市で来週、オープンカーによる凱旋パレードが行われます。

☆凱旋パレード

と  き　平成24年８月28日（火曜日）　12時〜12時25分（※少雨決行）

ところ　国道23号（北丸之内交差点から岩田橋北交差点まで）

☆県民・市民報告会

と  き　平成24年８月28日（火曜日）　12時30分〜12時50分

ところ　津市まん中広場（津センターパレス南側）

※雨天時は市民オープンステージ（津センターパレス地下）

出席者 吉田沙保里選手、吉田幸代（吉田選手母）、栄怜那（栄監督夫人）、三重県知事、津市長、吉田沙保里選手応援実行委員会会長

※敬称略

P.S.　小生、今日は健康診断のため日記を書くのが少し遅れてしまいました。m(_ _)m

  今週20日、ロンドン五輪メダリストの応援感謝銀座パレードで、オープンカーに乗った吉田沙保里選手をしっかりと見られなかった方に朗報です。

  来週28日（火曜日）、本市中心市街地の国道を利用して凱旋パレードが行われることとなりました。また、津市まん中広場（津市大門：津センターパレス横）では、吉田選手の3連覇報告会が午後0時30分から開催されます。この機会を逃さず、みなさんどうぞ本市にお越しください。

  凱旋パレードは、本市中心部の国道23号線（北丸之内交差点から岩田橋北交差点までの約1Kmの区間）で、正午から約30分の予定です。

※お問い合わせは、本市スポーツ振興課 TEL:059-229-3373 へ

P.S.　昨日来の悲報に驚いています。シリア内戦の取材中、日本人女性ジャーナリスト山本美香さんの突然の悲報の報道です。

  国内ではロンドンオリンピックの興奮がまだ冷めやらない一方で、こうした悲劇を目の当たりにすることの余りにも対照的な現実とどう向き合ったらいいのかと考えさせられます。平和の中にどっぷりと安寧としてしているこの時、この瞬間にもひとつ、またひとつと．．．内戦の犠牲となり、大切な命が奪われていきます。パンドラの箱を開けたがために飛びだした災禍でしょうか、でも、箱の底には最後の『希望』が残っているはず、それを信じたいと思います。

  命が脅かされ、撃たれる側に身を置き、目の前の惨禍を記者の仕事として報じ続け、そして、遠くシリアの地で若くして凶弾に倒れた山本さんに謹んで哀悼の意を表します。

 『今日も暑い日となりそうですね。』ここのところ、同じビルに入る東京事務所の方との朝は同じ会話で始まります。

  ここ一週間の天気予報を見ていても、残暑厳しくの言葉通りの酷暑日が週初めを筆頭に続きます。最高気温が33〜34℃とアスファルトからの熱気に耐えて外を歩くには少し勇気が必要な毎日、いつまで残暑は続くのでしょうね。お盆も終わり、夏も終わりに近づくと、赤とんぼが朝夕に飛んでいるのを見かけたものですが、ここは都会の真っただ中、ビル街では見かけるのは無理でしょうか。でも、そうかなと思いつつも、近くに皇居のお堀がありますので、トンボはいるはず、何かのついでに探してみたいと思っています。

  今朝のニュースで、北極海の氷の面積が今年の夏は過去最少（現在も縮小している途中）を記録しそうだと報じられていました。この先も暫くは暑さにブレーキがかからないのかと内心納得しつつも．．．そろそろ秋風の涼しさを天が恵んでくれることを待ち焦がれています。

赤とんぼ 筑波に雲も なかりけり　（正岡子規）

  季節柄、この時期は朝顔が大きく育ち、色とりどりの綺麗な花を咲かせて目を楽しませてくれます。マンション近くにもそうした朝顔があり、きっと手をかけて育ててみえるのじゃないかなと感謝しつつ、その朝顔を愛でさせていただいています。

朝顔に つるべとられて もらい水　（加賀千代）

  さて、昨日のロンドン五輪メダリスト達の応援感謝パレード、オープンカーで凱旋する吉田選手に声援を贈ろうと銀座1丁目交差点に出かけてみました。

  やはり予想通りの人、人、人・・・（報道では約50万人の人出とか）で、半端ではない混雑、近くのビルの前で前にも後ろにも動けずとなりました。遠巻きにした位置でしか見ることができず、お目当ての吉田選手の雄姿は残念ながら見ずじまいとなってしまいました。

※　ロンドン五輪で金メダルを3冠達成された吉田選手にお祝いのメッセージが贈れます。

お祝いのメッセージは、　こちら　から。

  ロンドンオリンピックの旗手を担い、そして旗手のジンクスを打ち払って見事、金メダルを獲得した吉田沙保里選手（本市出身）。

  吉田選手を含め、ロンドンオリンピックのメダリスト76人全員が参加する凱旋パレードが、本日、東京銀座で行われます。

  午前11時に銀座通り入口をスタート。中央通りを新橋駅方向へと約1Kｍ、約20分かけて進みながら、応援していただいた皆様に感謝の気持ちを示すとのことですので、ロンドンオリンピックのメダリスト全員を一度に見られるチャンスです！

  東京にお住まいのみなさんはもちろんのこと、三重から遊びに上京されていらっしゃる方も足を運んでみてはいかがでしょうか。沿道は半端でない人、人、人で埋め尽くされる超混雑になると思いますが、こんな機会はそう度々あったものではありませんので、暑さ対策をしっかりとして出かけましょう。

  もちろん、本市東京事務所もその時間は留守になりますので、よろしくご理解をお願します。

  なお、見事に3冠達成された吉田選手にお祝いのメッセージが贈れます。

  お祝いのメッセージは、　こちら　から。

  また、本市では吉田選手の偉業を称え、懸垂幕の設置（市本庁舎正面玄関東側壁面、市一志庁舎壁面及び津センターパレス壁面）、吉田沙保里選手の活躍写真パネルの設置（市本庁舎１階ロビー）や新たな屋内スポーツ施設（平成28年度供用開始予定の津市屋内総合スポーツ施設）への命名による顕彰を行っています。

  顕彰の詳しい内容については、　こちら　から。